新潟・福島水害に遭って、早10日が経つが、夕立が来たわけでもないのに、あれ以来、川の水が赤く濁りっぱなしだ。
水源地周辺の土砂崩れか、はて又、途中の用水路に土砂が流れ込んだのか?雨もないのに日増しに濁りを増す。
牧之庵の前を流れる小川、縁側から玄関に掛けての流れ、周囲の五つの池、何処を見ても赤茶けた色に染まり続ける。
今回の豪雨が如何に凄まじかったか、この現象から見て取れる。
牧之庵の流れは、いわば一つの演出、夏本番のこの時期に濁っていたのでは様にならない。それでなくとも、此所何年かの水の汚れは年毎に増してきている。
牧之庵は、そば屋を始める前から家の前に流れを作り、他人様でなく自分等が楽しみ、癒しを求めんがために親爺が悪戯をしてきたんだね。
そば屋を始めて9年だから、かれこれ20年近くは現在の流れの様相を保ってきたことになるんだね。
だけど、これ程水が濁り続けるのは初めてだよ。
さすがの親爺も、流れの掃除を止めた!洗う先から汚れてくるからね。
このクソ暑いときには、流れは良い、水の音を聞き、流れを見て、そして実際に温度を下げてくれるからだ。
しかし、求められることは、水が奇麗であること。
残念ながら、今年の夏は最悪だ!