※墓参・恒例「つるりん坊」(長岡)へ
台風5号に振り回されたね。
発生して暫く経つので、号数すら忘れていたんだが、余りのノロノロにはビックリしたよ。
幸いにも我が地域では、予報が外れた?お陰で情報に振り回された程度で済んだが、各地では被害が発生した様で、過去にお盆前にして床上浸水を経験した者として他人事ではないよ。
そんな、落ち着かない盆月だが、われら老夫婦には慣例の行事があったんだね。
8月のお盆月に入ると.......。
先ずは初日、菩提寺に盆礼に行く(盆参)。
この夏は、おいらの母堂の三回忌(8月2日)なので、事前にお寺さんに塔婆をたててもらう様に連絡して、盆参のときに頂いてきたんだ。
だから、一足先に我が家の仏壇は、さながらお盆の飾り付け状態になってるって訳よ。
はてその、慣例の行事ってのはね〜、ババの実家(長岡)の墓参なんだね。
ババのお姉さん(同じく長岡市)が若くして(40代)亡くなって以後、もう三十数年、欠かさず続けてきたお墓参りなんだ。
その後、ババの実家の両親も亡くなってるんで、墓参は二ヶ所のお寺の墓地に及ぶんだよ。
最初のお参りは道順からしてババのお姉さんのお墓へ、次いで両親の眠る脇野町のお寺に行くのが通例なんじゃ。
二十数年も続けてきてるから、我が家の子供達、孫たちも今までに何回かは我らと同行してる。
その都度、ババの実家にお盆礼に立ち寄っては、ゴチになってるって事なんだ。
実は今回も、我が家の一連帯が押しかける予定だったんだけど、孫(上のお姉ちゃん)がちょっと高熱を出しちゃったんで若手は行けなくなったんだね。
従って、今年は爺と婆だけで寂しい墓参ってことよ。
お昼は決まって、ババの実家の菩提寺がある脇野町、それも菩提寺の直ぐ隣にある麵屋さん「つるりん房」。
左奥が菩提寺 右側がつるりん房 つるりん房の店の前
この辺では、昔から有名な「君が代そーめん」、君が代という製麺所が作る麵なんだね。
その製麺所の入り口に併設して営んでいる麵処「つるりん房」、もちろん自家製麵を食べさせてくれるんだ。
ここはもう、墓参時だけでないから三十回は行ってるんじゃないの。
まあそんなことで、今回も此処でそうめんを美味しく頂いた。
実はこの「つるりん房」、数年前に地方のテレビ局のグルメ番組で、牧之庵も一緒に紹介された事があってね。
そんなことがあったから、勝手に親しみ感もあったりしてね。
いや〜、それは抜きにして、ほんとに美味しかったよ。
ジジが食べた「天ぷらざる冷やし麵」の大盛り(平日のみ大盛りは無料!) ババが食べた「かきあげ山海ざる冷やし鉢」
満腹になったところで、車は市街地に向かう。ちょっと雑用をすませてから最後はお決まりのババの実家にお盆礼。
案の定、ゆっくりとゴチになって、ババの運転で帰路につく。途中で軽く夕食を食べて帰宅したら外は真っ暗。
いやはや、これも変わらずの慣行行事。ご苦労様でござったのう。