※蕎麦屋も冬眠から覚めて雑事様が来たようじゃ
台風並みの春の嵐で、信じられないような早さで雪が消えた!
更に、その後の高温な日々が続いて、融雪は加速され一変にして景色が変わった。
今シーズンは、とんでもない所で大雪となり、場違いのハプニングで騒がれたが、本場豪雪のご当地では、至って平穏な日々で冬を過ごせた。
過ぎてみれば、平年の半分あるなしの積雪だった。
ここに来ての温暖な日々、更に昨夜からの雨と続き、にわかに春が訪れた。
そんな中で、通常では考えられない光景も見える。
前の親爺は、家屋の壁面のペンキ塗りを終え、雪囲いの撤去も済ませて素知らぬ顔だ。
人のことは言えないが、蕎麦屋のジッチャマも雑事様がいらっしたみたいじゃね〜?
時折聞こえる大工仕事、みたいな音・・・・??
そうなんじゃよ、バレたようじゃな。
実を言うとじゃ、去年の暮れの雪降り前、塀が強風に煽られて倒壊しちゃったんだね(ブログでも綴ったんじゃがの)。
あんまり早うに雪が消えちゃったから、雑事好きなジッチャマは塀の復旧作業を始めた訳よ。
蕎麦屋も冬眠から覚めて、未だ暇だから貧乏性に火がついてしもったらしい。
そんなんで、なんでも木材は刻み終えた(写真右下)様で、昨日は防腐剤を塗ってたらしい。
そいつが乾いたら、建てるらしいよ。この春の第1号雑事なる物じゃて。
そりゃそうと、昨日の5月並のポカポカ陽気とは一変して、今日は朝から小雨日和で寒い感じだね。
昨日が暖かすぎたから、この温度差が余計に寒さを感じるよ。
手が痺れるほどの冷たい流れの中で、ミズバショウが春の訪れを告げる。
例年変わらずに告げる、一足早い春の伝令者。
此奴が可憐な花を見せてくれると、直ぐそこに春の足音が聞こえる。