※蛍と蛍袋が最盛期
今シーズン、最初に蛍の発生を見たのが先週の頭(10日頃)だったが、牧之庵の周りは蛍の最盛期を迎えている。
特に今夜は、その発生が著しく、あまりの多さにビックリして牧之庵前に家を構える分家(弟の家)に連絡して、その凄さを共感した。
何なんだろう? この多発生の要因は?
特別のことをした訳もなし、何ら例年と変わった事もしなかったのに? 何でだろう・どうしてかな? よくよく考えても思いつかない?
幼虫の餌となるカワニナの発生が特別に多かったこともないし、今までと何等変わった事は特別にはない。
となると、蛍のこれまでの成長期の発育段階が良かったのかも知らないが、何れにしたって見当が付かない。
それはそうと、蛍とくればホタルブクロ(蛍袋)、今が開花の全盛期だ。
かつて、幾度となくブログ上で登場してきた「ホタルブクロ(蛍袋)」だが、此奴らの自然界も不思議な世界だ。
牧之庵の庭先には、三種類のホタルブクロ(蛍袋)が競い合っている。
在来の白と紫の単衣花の二種と、園芸種として改良された二重の白花の一種、合わせて三種類が競合している。
その何が不思議なのか?というと、此奴らのそれぞれが、同じ場所で仲良く住めないって事。
去年は、彼処であの場所であの変種が、今年は姿を変えて別のエリアで住んでいる。
共存するのはホントに希で、そんな光景は珍しいんだね。
そんな自然界の不思議な世界を眺めていると、生物の本質も見えてくる。
とかくどの世も大変じゃ?
在来の紫と白色の単衣花