夕方、涼みがてら外に出ると蛍の飛び舞う数が増してきた。
庭先では、ホタルブクロが一斉に花をつけ、隣に釣られて頭を垂れる。
白と紫色のヤマホタルブクロ(山蛍袋)と、白色二重咲きの園芸種のホタルブクロ、牧之庵の庭先では、この三種類が賑やかな競演。
取り分け、淘汰もせずに放置して置いた紫色のヤマホタルブクロは、かなり過密で徒長気味、重い花を持ち堪えられず、細い弱腰が曲がってきて、花が地面に付いてる奴もいる。
残念なことがあるんだ!
丹誠込めて育ててきた「紅花」が、壊滅状態だ!
軟腐病になっちゃった!
順調に育ってきて、もう少しで開花するってのに、頂点(花芽が出来る場所)が腐って黒くなって溶け落ちるんだ。
こいつに掛かると、もうお釈迦だね、今年は諦めたよ、とほほ・・・・・・・・・。
今シーズンは、雪消えが遅れて、春先も芳しくない天候だったでしょう。その頭に、今年の梅雨はハッキリし過ぎて、几帳面にもつゆ、梅雨、露でしょう。
腐敗は細菌によるものだから、ここまで来ると手の施しようがないんだね。
願わくは、早くに梅雨が収まってくれるとね。
残念だけど、今年は紅花が飾れない。ババはガッカリだろうて、大好きな花が見れなくてね。
白、紫のツーショット(牧之庵の店頭で)ヤマホタルブクロ