※ジジ達の味噌漬談話
あっちぇい〜〜〜〜〜! ウヒャ〜なんでだよ〜! なんでこっけにあっちぇ日が続くんだ〜〜〜?
今日は塩沢祭り最後の花火の日。前日も一寸触れたけど、三日間の祭り期間に、雨の心配を全くしなくていい年は今年が初めてだよ。
通常なら、未だ梅雨が明けずに、三日間の内いずれかの日には雨が降り、ともすれば三日降りっぱなしって年も希にあったっていうに、なんでじゃろ?この怪奇現象は?
それ程、この時期は天候が不安定だったのに、今シーズンに限っては雨どころか、連日30℃を遙かに上回る猛暑日が続く。
異常中の異常で、6月中に梅雨が明けたってんだから、そりゃもう狂ってるよ。
それはそれとしてね、またまた始まったジジ連の「味噌漬談話」。
過去のブログを辿ると、味噌漬けなるものを本格的に作り始めたのが2010年頃らしいんだ。
事の発端は何だったんだろう?はっきりと記憶には残っていないが、推測するに主な理由は野菜の有効利用にあるらしいね。
キュウリやナスの収穫最盛期に、多すぎたり、大きくなりすぎて消化できずに捨てられる沢山の野菜類を見て、何とか有効利用はできないものか?と、この「味噌漬け物語・談話」が始まったらしい。
今時期の朝仕事の始まりは、野菜の収穫で始まる。
キュウリ、ナス、トマト、シシトウ、ピーマン、ツルナ(店の天ぷらの葉物材料)、オクラ、インゲン、大葉、ネギ(薬味)、必要に応じてネギ、大根、ニラ・・・・・・等々。
取り分け、キュウリの収獲ピークは一気に来るが、今がその時期なんだ。
毎朝収穫したキュウリを仕分けすることから始まるんだ。
手頃のサイズは、店や自家用の漬け物に使う。取り忘れや遅れで大きくなりすぎた物は、味噌漬けの材料として「塩漬け」にして保存するんだね。要するに「下漬け」のこと。
この保存する事(下漬け)を、この辺では「多漬け・百漬け・千本漬け・時間が経つと古漬け」というんだね。
毎朝、せっせ、せっせと規格外のキュウリを漬け増ししてるがよ。
ところがね、去年産のミョウガとキュウリの下漬けがいっぱい残っていてね、慌てて全量を取り出して処理したんだ。
自分だけでは消化できずに、無理矢理ご近所に押し売りして処分したんだね。
そんなわけだから、今年は控え目に「下漬け(多漬け)」しようかと考えてるんじゃが、これまたこの夏の収獲の成り行きで、捨てきれんと二の足を踏む。
頑固親爺の塩辛い拘り、この暑さが材料の乾燥にすこぶる好都合、程良い案配で漬け込みが完了した。
下漬け(多漬け)から出してサッと水洗いした状態のキュウリ
左はミョウガ、右はキュウリを水に浸して塩抜きの状況
水に浸して塩分を抜いて、天日にさらしてサッと乾燥、最高に暑いので見極めが難しい
ミョウガは丸いホーローの容器に漬けて
下味噌を敷いてキュウリの一層目の漬け込み
同じ繰り返しで漬け込む 味噌を敷いては材料を並べ、また味噌を敷いては材料を・・・・の繰り返し 最上層は味噌を丁寧に施し、サランラップを被せて外周に塩を敷いてカビの発生を阻害する
これにて「味噌漬け談話」の最終回(おそらくね・・・・・・・?)