過去のブログで何度となく登場してきた「味噌漬け」談話、今日はその、お粗末ながらの塩辛いお話。
味噌漬けは、年間を通じて切らさない様に、主たる材料(キュウリ、ミョウガ、カタウリ)は塩漬け(多漬け)にして保存しておく。
その量は、まったくの目安量(いい加減の量?)で決めているが、その年の収穫量が大きく左右する。
ところが、去年の保存量はいい加減だったらしく、キュウリに至っては半端じゃなく在庫が多い。
消費量が少なかった面もあるが、それにしろ捨てるには勿体ないから去年のキュウリを使ってみることにしたんだね。
そんなことで、今年の漬け込み量は去年の半分程度に押さえることにした。
幸いにも、しっかりと漬かっていて保存の状態は完璧なんだ。
ただ心配なのは、これだけ引っ張って果たしてどれだけの期間保存が利くのか?
まったくの未知の世界、未経験の試作なので、その確信はない。
28日の早朝、材料のキュウリ、カタウリの多漬けを出して、大きな容器の中で一昼夜かけて塩出し。
翌日の日中は天日干し(写真左)、幸いにも絶好の干し日和、夕方取り込んで残業で漬け込んだ。
一回の漬け込み量としては、これ迄の最高量で、あまりの多さにびっくりしてる。
干しあがった状態も良好だが、塩抜きの加減も上々なりだ。
味噌付けの善し悪しは、もちろん材料が良いことが一番だが、仮漬け(下漬け)材料の塩抜き加減と干し加減、味噌の質に大きく左右される。
材料は自家生産野菜だから有効利用しかないし、味噌は諸事情で自家製造ができなくなったからやむなく買い味噌、そんなに高いものは経済的に使えないから、よく吟味して漬け込み様に合いそうなものを、これまた目安で買っている。
ここ何回かは、自分流に好んだものを定着して選ぶ様になった。
そんなに褒められた製品にはならないが、原価的にはそこそこの変質と味が保てる様にはなってきた。
漬け込む材料の下準備は完璧
味噌を敷き材料を並べて味噌を掛けての繰り返し(写真上下)
最上段は丁寧に味噌で被い、ラップを掛けながら空気を外側に押し出し、最後に外周部にラップの上から塩を盛る様に置いて終了
塩はカビ防止に置く。サイドは空気に触れやすくカビが発生しやすい。
☆味噌漬けに関する過去のブログ抜粋 ↓
bokusian.hateblo.jp
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あとは直射日光を避け冷暗所に置く。本漬け後、3〜4日目ごろから浅漬けで食べられる。
量が多く、1年近くも保存する場合は、1ヶ月後くらいに漬け直す。
味噌を鍋の中にしごいて、弱火でかき混ぜながら水分を飛ばして元の硬さくらいまで仕上げる。
再度漬け直して保存すると、半年以上は味が変わらず、美味しく食べられる。小分けして冷蔵庫で保存すれば一年近くは楽しめる。
特に、今の時期は冷蔵庫で保存した方が変質を保てる。
味噌漬けはカビが発生しやすいので、こまめに状況確認を行い、状況に応じてカビを除去して味噌を火に掛けて雑菌、水分を飛ばして漬け直す。
結構、手間と経費が掛かる面倒くさい漬け物ですよ。
でもね、夏の大汗をかくこの時期には、最高の熱中症予防食品なんじゃね。