11日に雨に降られたが、その前後は相変わらずの暑すぎる秋、本格的な稲の収穫期を迎えて、農家は忙しい。
彼方此方から聞こえてくる声は、あまり芳しくない作柄の様だ。実りの秋が暑すぎた年は、籾殻が厚くて米粒が小さいと言われてきたが、どうやらそれらしき現象のようだ。
一昨年も、負けず劣らずの猛暑日が続き、牧之庵の米粒も小さかったが、どうも今年もその傾向が強い感じがするね。
話は変わって、昨日の定休日、日々の雑事に追われて、伸び伸びになった庭の草取りに終日を費やした。
秋口の陽気とは、とても信じがたい猛暑の中、日陰回りで作業をするも、時折吹き寄せる心地よい風、何となく秋の香りを仄かに乗せてくる。気が付けば、何時からともなく蝉の鳴き声がピタッと止んでいる。中ぐらいの秋を見つけた。
このお休み日に合わせて、2日ほど前から本格的に味噌漬け作りに仕掛かろうと、下漬けして置いたキュウリの半分くらいを取りだして下準備をしていたんだね。
塩抜きが1日ちょっと、天日干しが1日弱(とは言っても、雨日で天日干しにはならず)、事前に火を通して冷ましておいた味噌も用意して、朝の草取り前に漬け込んだよ。
漬け込み容器に下味噌を敷いて
材料のキュウリを並べ
その上に味噌を敷き被せて
何層か同じ工程の繰り返しで
最上層にタップリの味噌で被い
最後にラップをかけて、周囲に塩を置いて終了(カビ防止)。
4.5日で浅漬けを楽しめますが、1ヶ月後に漬け直す。丁寧に管理すれば、1年くらいは持ちますよ。
次回は、下漬けしてあるミョウガを漬ける予定なんだね。このぐらい暑い日が続くと、たかが味噌漬けと、馬鹿にはできないよ、どうも異常陽気で様子がおかしいんだね。
とあれ、またまた始まった味噌漬け談話など、最近はゲスネタでご免なされよ。