此処、南魚沼米の生産拠点で稲刈りが始まった。
今シーズンの「稲」本来の生態から見れば、最高のコンデションだった筈だが、現実はそう甘くないらしい?
作況は平年作には届くだろうが、高温障害による米質への影響が懸念されているんだね。
もともと、暑さ好きの稲が参っちゃうほどの猛暑だった(今も続いてるけどね)から、そりゃもう、どうもなんねえよ。
だども、一口に「稲」って言うっぺども、人間様があれやこれやと、そりゃもう、訳がわかんない程に品種改良をして、暫くの時代は「品質よりも収量」、そうなんだ、質より量、そんな時代が暫く続いたよ(正直言って、弄りすぎたから、この異常とも言える今シーズンの夏は、半端じゃなく無理が来た)。
それはね〜、整形手術をし過ぎて依存症になっちゃった、どこいらの国の実情に、よ〜く似てるんだよな〜。
まあ、そりゃそうと、最近の異常気象、半端じゃなく、これまでの気候とは異なってるよなあ〜。
地球規模で天候異変が起こってるちゅうに、当の予報士は、白々しくも平静を装うんだね。
何でだろう?そりゃそうだ、めったのこと言われんがよ。その先の責任も、まあ〜、当たり障りなくってとこじゃない?ま〜、それもありか、分からんでもねーな。
要はね〜、生態を狂わすほど、現実の異変が強すぎるってことかもよ。ここ何年かの、未曾有の猛暑は、自然界の生物の生態を狂わしているんじゃないの?
はてさて、知ったかぶって、くだらん戯れ言はこの辺にして、今朝の畑のことなんぞを一寸だけ。
夏野菜はすっかり終わった。ナスは、なんじゃろか?秋ナスになったから、秋野菜とちゃうの?
ってなこって、畑での収穫物は、今や端境期なんじゃ。
秋野菜の大根、ホーレンソウ、高菜、白菜なんかが、只今が生育中なんだ。
これまでは、朝起きると一番に野菜の収穫が待っていたんだが、今は暇になった。
そうそう、変わりもんが一ついたね。花を食べるヘンテコリンの「花オクラ」なるもの。今が収穫のピークなんじゃよ。
そりゃそうと、通常のオクラと、花オクラの違えは?、まあ見て下されよ。どうって事ないんじゃがね。
これが普通の「オクラ」 こちらが「トロロアオイ(花オクラ)」
花は大小の違いだけで殆ど同じ、実も基本的な形状は類似しているが、決定的な相違点としては、トロロアオイ(花オクラ)の実は堅くて食べられないこと。