☆稲にとってこの時期は大切な時期
田圃では、稲の穂が出揃う時期を迎える。お盆中は、忙しくて見落としがちだが、お盆中は猛暑、稲も悲鳴をあげてるのだ。だから、田圃にタップリと水を入れてやる。
畑では、連日の猛暑で葉物を先頭に萎れている。中には干上がって枯れ出す物も出始めた。柵間に地下ポンプで潅水する。それほどの猛暑だった。
穂が出揃って籾に養分を吸収して登熟してくる 2メートル以上もあるトロロアオイ(花オクラ)、蕾が膨らんでもうすぐ開花、これでも暑さには耐えきれずに葉先が萎れる。赤ナスも黄色くなってきた。
☆神社の祭典
15日は神社の祭典。
ここ十数年来、盆踊りを含め催し事は姿を消した。限界集落とまでは行かなくとも、老人が増えて、若者が減った。何処も同じ現象だが、少子化と高齢化現象は、時代の趨勢とともに、こんなところから変化が出る。
簡単にと、バーベキューで盆行事をやってきたが、今年からそれも消えて、料理の盛り込みで酒を振る舞う、野外宴会に姿を消した。
高齢化の波は、年々高まって、古くから伝わる農村分化をも飲み込み、やがては限界集落に類似した形に近づくのでは?
16日は神社の例祭(祭祀)。
朝から氏子が神社の中に集まって、宮司を迎えて行われる。
集落の委員になった人たちは、お盆休みなんてとんでもないこと、盆中は忙しくて大変なのだ。
宮司の例祭を済ませると、御神酒で乾杯、区長宅で作ったスルメの煮しめ(恒例になっている)を頂きながら、暫しビールなどで祭りを締め括る。
最後に残っているのが、おのぼり(神社の入り口両サイドに掲げられる、祭り旗)を撤去する。
しかし、これも今年で最後となる。来年の大祭(詳細は後日御紹介したいが、12年に一度、卯の年に行われる奇祭)にあわせて、幟竿の寄進者が現れて、現在の木製の竿から、撤去不要の金属柱になる予定だ。