※懐かしい茶処(うおぬま茶房)で
連日の典型的な梅雨日のなかで、珠の晴れ日は極端に温度差が激しい真夏のような暑い日となる。
テレビの情報に誘われて、ユリ畑に来ては見たが、距離的には近い場所なので時間を弄ぶ。
早く帰ったところで、何をするって事もなし。まして、この暑さじゃどうもならんよ。
下道でゆっくり帰るとするかのう。
ちょっと走って隣町の小出に来た。(現在は、ユリ畑の旧北魚沼郡堀之内町と小出町は合併して魚沼市に)
ババが「久しぶりに彼処の(店の名前がでてこない)コーヒーを飲んでいこう」・・・・・。
二人とも、随分前に行ったことはあるから、何処にあるかは分かるんだけど、どうしてもお店の名前が出てこない。
何時も慣れた現象、日常茶飯事、特別どうって事もないけどね。
すんなりとお店の駐車場に車を駐めて店内に入った。店は茅葺きの古民家を移築した拘りの館だ。
店内に入って先ずは、真っ正面のドデカいピザ釜が目に留まる。開業時の拘りが随所に見て取れるよ。
見上げると、囲炉裏をあしらってか?干棚が吊されていて、こじゃれに団扇の演出が。
それとなく、昔の面影とは変わった様な雰囲気のなかで、コーヒーとシフォンケーキをオーダーした。
ババはアイスコーヒー、おいらはホット。
自家焙煎の有機ホットコーヒー、勿論ケーキも手作りだ。
美味しい!コーヒーもケーキも最高! ケーキをオーダーするとコーヒーがもう一杯お代わりができるんだね。
昔と違った雰囲気が気になってババが色々と訪ねたんだね。
先ずお店の名前は「うおぬま茶房」と知った。何しろ、入り口にも店内も一切の表示がないからね。
「もう随分と前にお邪魔して、お食事を頂いたんですが。なんか?女の人がいらっしゃって、玄米食や有機野菜を中心とした自然食料理で、ピザやドリアなどを頂いたんですね」。
その結果、どうもお食事の提供は数年前から止めて、喫茶処に限定変更したそうだ。
どうもこの、未だお若い男性がお一人で切盛りしていらっしゃるらしい。
内容変更はしたらしいが、お店の名前や店内はそのままで、20年が経過したそうだ。
お食事ができなくなってちょっと寂しい感じだが、「おいしかったです、また来ます」と言い残して帰ってきたよ。
「どうも、ご馳走様でした。こんどまた伺います。」