渋川伊香保近辺は我が家から90キロそこそこ、孫等を連れて余裕を持ってお出掛けできる適当な距離にある。
高速道路を使わなくても、自然を楽しみながら国道17号線を走るのも、これまた楽しめる。
その昔は子供等を連れて、時間は過ぎて今度は孫たちと出掛ける。子供等も大人も、ともどもに楽しめる場所があるのが嬉しい。
そんな場所に、何度となく御紹介してきた「地球屋」も在る。
暫く時間をおいて行ってみると、目新しい発見があることが楽しくて、忘れた頃に必ず行っている。特にババは、いろんなお友達や知人と連れ添って、数え切れないほど出掛けている。
吊し飾りがブームになって、一躍有名になった。特にジャンボの吊し飾りは、ギネス認証され、世界一の吊るし飾りだ。
吊し飾りは、もともとは桃の節句(女の子用)の飾りだが、最近は端午の節句(男の子用)に飾る物まで出現する(牧之庵でも、ババのお姉さんが作ってくれた作品、その両吊るし飾りを節句には吊す)。
何年か前から、この端午の節句飾りが地球屋にお目見えした。最初は小さな物で珍しいなあと思いきや、ある時からビックリするほど大きくなって、これまたギネス物に成長している感じだ。
そして今回は、ジャンボ鯉(何と呼ぶのか定かではない)が空中で泳いでいる。
地球屋の入り口を入って左上、直ぐにその存在が目に付く。真っ赤の鯉、お腹に大きな黒文字で、たしか「瑞祥」(ずいしょう)?と見える。そうだとしたら、吉兆と同じ様な意味をもち、お目出度いことを現す(予告する)現象をさすそうだ。
いつ行っても飽きらせない演出は見事だし、完全脱帽だ。
茶処も、すっかり店に馴染んできた。お客さんのさり気ない会話を、ニンマリ微笑みつつ、小さな紙コップのコーヒーを頂きながら、お店オリジナルのお菓子を一口。
さり気なく置かれた陶器や珍品、贅沢に填め込まれたステンドガラスから、薄暗い店内を程良く入る落ち着いた雰囲気。
お客心を程良く燻る、憎らしいほどの気配りだ。
あれ?ステンドガラスに定価が表示されている。そうか、さすがに商魂逞しい。
そんなこんなで、昨日の続き「ジャンボ鯉」の再度登場なりよ。
興味ない人には失礼さんね。
☆参照:http://d.hatena.ne.jp/bokusian/20101202