※先ず手始めは「母屋屋根.外壁の塗装作業」
2020年(令和2年)3月~8月頃のこと
牧之庵の閉店が2019年(令和元年)8月15日。廃業後には待ち構えている大仕事(工事)が三つほどあったんだね。一つは「母屋屋根、外壁の塗装工事」、もう一つは「店舗から一般住宅への復元工事」、三つ目は「復元工事に併行して子供部屋などのリニューアル」だったんだね。
先ずは塗装工事。 雑事様がお一人でやるんだと張り切ってござったから、家族に身の安全が第一だと促され、注意勧告を受けての大仕事なんだね。
作業状況については、当時のブログで何度か記事にしたが、この年の暑さには予定を大きく狂わされた。外壁の塗装を終えて屋根に移ろうとした矢先、ものすごい暑さに襲われて、とてもトタン屋根には上がっていられない。フライパンの中に入ってるほどで、火傷をしちゃうほどだったね。やむなく中断、時期を遅らせての作業で予定を大幅に遅らせての終了。もう一度、足場の組み立てから戻って作業検証を。
これだけの足場材、4段の鉄枠を運んで、一段ずつ組み上げて、組払し撤去まで全て一人作業。仮受けも出来ないから、手間も掛かっちゃう。足場が終わって、いよいよ本番の外壁塗装。板材が張ってあり防腐剤が塗ってあるので、古い劣化した塗料をブラシで擦り落としブロアーで吹き飛ばす。今回塗る塗料は「キシラデコール」という防腐剤の二回塗り。下部に(庇の屋根、室外機など)垂れ防止をしてから作業に入る。壁面を塗りおえたら、出窓部分の塗装をする。この部分は出窓の木板枠、屋根の飾り垂木などの細工が施されているので手間が掛かる。これらの塗装が終えたら、最後に下部の庇屋根を掃除して下地に錆止め剤を塗ってから本塗装の二回塗りで仕上げる。折角、足場を組んで上部作業をする序でに、全ての部分の掃除や、スズメなど鳥の巣の撤去、コウモリのねぐら退治、白壁の補修、柱の化粧塗装なども施してから下りてくる。
こちら(北)側は、一階右側から浴室(電気がついている)、厨房(台所に改造する)、トイレ、亡くなったおばあちゃんの部屋(改造してお姉ちゃんの子供部屋)、二階は牧之庵時代も居住スペース。残すは、屋根の塗装工事。だけど今は、あっちゃくて上がれないんだ!ちょっと休止じゃて。壁面塗装は完了、綺麗だね~。
さて、問題は入母屋の元客間の作業じゃよ! なんたって、入り込んで急勾配、どうして足場を掛けたらいいんよ? 思案の末「梯子戦法」、屋根添えにアルミハシゴを勾配なりに沿わせて作業することに。
ほれ見てくだされ!アルミのハシゴに上って、軽やかに前掃除をする若武者?だけど、この作業もたいへんなのよ。水洗いをして、錆び落とし、錆止め剤を塗って、本塗り塗装。おまけに、この時期は鉄板焼きにされちゃうような暑さ、熱さ、なんじゃったよ。塗装は刷毛塗り、振り返って「よう頑張ったね~、お兄さん?」ごもっとも。されど、夜には冷やし水がいっぱい要っただろうね。なに?そんなことないってか?
さてと、その成果は? 長くなったからネタ持ちと、勿体ぶっての先延ばし...??