ここ2、3日の温かい小春日和に牧之庵の庭の「(俗名)雪割草」ミスミソウ(キンポウゲ科)が一斉に花を開いた。
全く雪のない状態で咲くのは、僕が知る限りでは初めての現象だろう。
さぞかし、雪割草もビックリしてるがじゃねっぺかない?大半は一昨年の暮れに佐渡の友人から宅急便で届いた贈り物。今年はいっぱいの花をつけた。
野草図鑑を開いてみると、雪割草もいろんな種類があって区別が難しい?
一般に雪割草とよばれているが、この仲間は「スハマソウ・ケスハマソウ・ミスミソウ・オオミスミソウ」があって、キンポウゲ科、ミスミソウ属に入るんだそうだ。
ミスミソウは三角草で文字通り三角形の葉の形に由来しているそうじゃ。
葉っぱの大きいミスミソウは「オオミスミソウ」と呼び、新潟県は、この自生品種が大半とのこと。
そんなめんどくさいことはさておいて、あれこれ交配して新変種ができて、500種類もあるということだ。
スハマソウとミスミソウの区別は、葉先の丸いのがスミスソウ、尖るものがミスミソウなんだとか?面倒くさい!要は「雪割草」ってこと。