この野菊、名前はどれ?
分からない草花があると、インターネットで検索するが、今回の野菊に限っては、何処を探しても、これと言った確証を得られないで困っているんだよ。全くバラバラで、ホント、チャランポランって感じ?
調べたら、これら野菊の仲間には、いろいろあるんだけど、特に区別ができないのが、カントウヨメナ(関東嫁菜)、ユウガギク(柚香菊)、ノコンギク(野紺菊)の三種類なんだね。
この他にも、ヨメナ(嫁菜)ってのがあるらしいんだけど、こいつは関西が主で、この辺には殆ど自生していないんだそうよ。
それに、葉っぱで見分けが付いた。
この三種類のうちでも、ユウガギク(柚香菊)については、やはり葉っぱの切れ込みが明らかに深い事から、違いが分かったんだ。問題は、カントウヨメナ(関東嫁菜)と、ノコンギク(野紺菊)に絞られたんだが?
まあ〜、下の写真を見て下されな。
牧之庵の裏の畑で、咲き出した野菊(今は、こうしか書かれない)だけど、インターネットの検索で、あるホームページの説明では
「カントウヨメナ」は、茎は長いが細くて直立できない。葉の切り込みが浅く、ザラザラ感覚はほとんど無く、柔らかい、とある。
一方の「ノコンギク」は、茎から直接葉っぱが出て、葉っぱは、カントウヨメナに似ているが、ゴワゴワ、ザラザラしている。花びらは、カントウヨメナに比べ、細く隙間が目立つ、とあるんだね。
さて、問題の牧之庵の野菊は?と見れば、茎は長く細くて直立できない(いや、立派に直立しているね)。
葉の切れ込みは浅く、ザラザラ感が殆どなく、柔らかい(どちらかと言えば、硬い感じでザラザラしてる)と言うことは、カントウヨメナじゃないんだね?
それじゃノコンギクなの?
茎から直接葉っぱが出て(確かに出てる)、葉っぱはカントウヨメナに似てる(確かに似てる)、花びらは、カントウヨメナに比べ、細く隙間が目立つ(ここのところが、合点がいかないんだ。隙間なんか全くなし、反対に重なって付いてるよ)
以上のことから、総体的にはノコンギクに多く当てはまるんだが、花びらの感覚の違いが気になるね。
それに、検索の写真を見る限りでは、全く別物に見えるんだね。
そう、写真だけならカントウヨメナに類似するんだ。
も〜う、何が何だか分からなくなった。
仕方ないから、判明するまで、野菊って呼ぶことにするよ。