早朝、山に生け花の材料を求めて行ってきた。
まだ紅葉には早すぎて、求める材料が見つかるかは自信がなかったが、一足先に赤く色付く「ガマズミ」が目的だった。
毎年、生け材を取りに行くので、いつ頃、何処に、何を採りに行けばいいのかは、自ずと分かるようになってきた。
材料が豊富なのは春先と中秋以降だが、特に秋は紅葉の始まった頃から、晩秋まで材料が豊富で楽しみだ。
大体ババの好きそうな材料は把握しているし、生けやすい大きさ、形状も心得てきたようだ?
さすがに鋭い勘、山に着くや真っ赤に色付いた「ガマズミ」を発見。
発見とはいっても、大体何処にあるかは長年の観察から理解しているが、時期と大きさが問題なのだ。
毎年いただいているから、同じ場所で同じ木を傷つけられない。
枝の伸び具合、成長の程度を見極めながら場所を変え、木を替えて交互にいただいてくる。
赤い実は「ガマズミ」
山栗もエガ(殻)が割れて、ホツツジ(白い花)、アクシバ(左下の紅葉して赤い実が見える)も秋の装い。