☆孫たちの「おゆうぎ会」
「ジジ、ババおゆうぎ会に来てね」、先月中に二人の園児から催促されていた。年間を通して、結構、ジジババの出番がある。七夕会、プール参観、運動会、そして今日のおゆうぎ会等だが、別々の保育園に通うからジジババともに忙しい。これらの催し事は、旧塩沢町内の保育園では、プール参観を除いて、休日の同時期に行うから、いつも掛け持ちでプログラムを眺めては行ったり来たりしている。
双方とも、オープニングは9時だから、それに合わせて牧之庵の準備を済ませるってわけだ。かち合うと、ジジとババは別々に駆けつけるんだが、今回は辛うじて一回目の出番が離れていて、一緒に長女の子供の方から見て回った。
二女の子供は、今年が最後のおゆうぎ会、来年は一年生なので特別に趣向も凝っていて、さすがに年長さん、日頃はヤンチャな坊主だが、扇片手に「大黄河」の舞。ビックリするほど大人になって、落ち着いて舞う姿は、なかなか凛々しい(とは、親バカの弁なりか?)。
最後まで観ていたいのは山々だが、そうもしてはいられない!残念だったが、一幕終わって帰ってきた。後のビデオも楽しみだってことで。
☆天竺様もお見通し?
二十四節気を春夏秋冬の四季に分けたとしたら?
春は立春から立夏、夏は立夏から立秋、秋は立秋から立冬、冬は立冬から立春迄に分けられるのか?
まあ、そんなことはどおってことないんが、昨日は、その節気の一つ「大雪(たいせつ)」で、15日後の「冬至」となる。
文字通り解釈すると「おおゆき」だ。
南天の実がいっぱい付くと大雪だという習わしがあるが、今年はその実が見事に付いた。
巷では、今年は大雪になりそうだという。
一挙に1メートルも積もった苗場スキー場の初雪以来、ここに来てまとまった雪が降らないでいる。
人間って奴は身勝手な生き物で、ご都合主義にできている。
この時期に至っての、落ち着きはらう天竺様が気に掛かるのか?
「ことしゃ(今年は)、いき(雪)が降らんがだっぺかない?」、「だすけない(そうだよね)、はやっから思いつけねいいきが降ったてがんに(早くから思いもよらぬ雪が降った割りには)、降りそもねいない」、行き交う村人の挨拶だ。
一昨年の記録的なドカ雪を尻目に、去年の少雪が頭を過ぎる。
然りとて、いま直ぐにドカ雪が来られては、これまた困る。
必要以上に積もっても、この時期にスキー客が来るわけもなし、苦労が積もるばっかしなのだ。
みんなが困らぬ様に、丁度いい時期に、少しずつ続けて降って欲しいだけ。
ウウン〜?天竺様も勝手な願いに閉口だろう。
日頃は下から燻されて、顔が煤けているってのに・・・・・。
はてさて今年はどうしたもんか?
そうだ!今年は汚されたこの顔を綺麗に洗って、珠には汚れた色付きの雪でも降らしてみるべかの〜。