以前(12月4日・民宿親爺の趣味)に御紹介した。
スキー客の宿を営む農家の親爺さん(南魚沼市、小林忠雄氏)の趣味である。
24日の朝、またまた趣味の絵と切り絵の作品を頂戴した。
僕が留守にしていたためババに渡されて帰られたので、お話は伺うことはできなかった。
氏が得意とする「朱鷺」の番い(つがい−雄雌)を描いた絵画は、背景の黒に繊細に描かれた白の羽、真っ赤な顔、嘴の黒が、巧みの構図に生かされて一際生える。
ふわふわの羽毛はボリューム感たっぷりに描かれ、見事な筆使いで動き出すようだ。
後に始めた「切り絵」も、一段と磨きが掛かってきた。
厚紙を切り抜いた「仮面」は、更に広がった新規の分野?
新年のお飾り用にと、干支をあしらった年賀の切り絵、得意のモチーフの機織りの光景、見るからに気が遠くなりそうなフクロウの細やかな切り抜き、その繊細な技には頭が下がり、手間暇掛けた作品を頂戴したことに感謝し恐縮する。
誠に失礼だが思いは更に深まり「人は見掛けによらぬもの」である。
されど其処には、人生をしっかり生き抜いてきた氏の人間性が集約されているようだ。
いやはや、なんと羨ましい限りなり也。
フクロウ(不苦労?)
※関連ブログ 2007.12.4