☆短くなった冬の季節
石垣島では、連日記録的な真夏日が続いている。
長期予報に使われる「平年並み」という用語も、最近の異常気象で使い分けがむずかしくなったという。
辛うじて年末間際で雪が降り、スキー場は滑走可能になったが、真冬間近の今週は雪ならぬ雨で、この時期としては暖かな日が続いた。
標高の低いスキー場は、惨めにも土が出て褐色の模様が浮かび上がる異様な光景。
今日当たりから、天気予報に雪だるまが列んできたが、それもちっちゃな雪だるまで、案の定、纏まった雪は降りそうもない気配だ。
記録的なドカ雪の後は、拍子抜けの暖冬少雪の年が来て、今年も既にここまで至っては、少雪の年になりそうだ。
「温暖化異変」、まさに間近に感じられる異常気象だ。
確実に冬の季節が短縮して、豪雪地魚沼も影が薄くなった。
スキー観光も温暖化と、スキー人口の減少で確実に変わってきた。
ここ十数年来、温暖化の影響なのか、雪の少ない年が続く。
スキー観光で産業が潤う地域だけに、年末から年始に掛けての天気状況は大きく影響してくる。
しかし、最近の傾向は、季節が少しずつズレてきたような気がする。
シーズンに降り込む雪の量が減ってきたこともあるが、暖冬により冬のシーズンが短くなってきたようだ。
年末年始の大きな稼ぎの山が移行したということは、一つの稼ぎ時期がなくなってしまったと言うことだ。
換言すれば、この時期に降る雪を余り期待しない方がいいって事だろう。
大きな稼ぎ時期が一つなくしてしまった。
しかも、春が早い、少雪だから消雪が早く、シーズンが短いってことだ。
雪国の主要産業が危うくなった!
お隣の県では、米質の劣化に困っているそうだ。
稲の開花時期(8月上旬から中旬に掛けて)が高温続きのため、変質米(乳白米)が多発して、従来の品種では栽培できなくなってきたそうだ。開花時期を遅らせる品種で対応してきたが、それでも気温上昇は続いて、更なる延長が続くという。
主食である水稲(米)の適作地は、年々北上していくんだろうか?
昔は、冷害で苦しんでいた北海道が、唯一の稲作適地となるやも?
可能性は無きにしもあらずだ。
果物や野菜の適作地も変わり、おらほでもミカンが獲れるがじゃねっぺかない?
☆新年会と誕生会
我が家では10日が新年会。
末娘と、92歳の母親のバースデーを兼ねて9日の定休日に計画していたんだが、村内で不幸ができたため一日繰り延べて行った。
商売柄、年末年始はゆっくり腰を据えてはいられない。
例年、後日まとめての実施となる。喜んだのは孫たちだ、いつまで続く正月気分に誕生会で大はしゃぎ。
長女の得意な新聞紙衣装で即興「桃太郎」の出で立ちだ。
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