昨日、同じ集落で古くから養鯉業(錦鯉)を営む主人から電話を貰っていた。
選別を終えたハネ出しの鯉がいるから必要ならば明日取りに来られたしとの連絡だった。
早速、今日の開店前に貰いに行ってきた。
選別の屑鯉だと思いきや、結構見れる鯉も混じっている。それも、20匹も戴いてきて、裏の池に放した。
放して暫くは戸惑った様子だったが、暫くすると恐る恐る一群となって池を散策し始めたんだ。
興味深く池を泳ぎ回り、夕方近くには、それまで居た住民と仲良くなったみたいなんだ。
池は4つに分かれていて、それぞれが連結してるから、自由に往来できる様になっている。
その池の一つに、特別深い池があるんだが、冬場の鯉の越冬用に備えた池なんだ。
普段奴らは、この深い池を好んで集まってる様だ。他の池に奴らを確認できないときは、決まってこの池に集合してるんだ。
ところが、この新米の奴ら、夕方には深い池に集まっていたんだね。
今の若いもんは、人間様の世だけじゃないらしい?いるんだね、何処の世界にも?
時同じくして、鯉ならぬ鯉のぼり、鯉、鯉じゃないが鯉づくし?
池の鯉じゃなくて、泳ぐ鯉のぼりなんじゃ。
満開の桜に泳ぐ鯉のぼり、なかなかさまになってるじゃん!牧之庵の玄関先に、毎年恒例の団地用鯉のぼりがお目見えした。
内孫が居ない事情があって、毎年遠慮しつつ飾っとるんじゃよ、外孫のため、お客さんも含めて。
普通の民家なら「ありゃなんだい?家に孫がいねがんになんだっぺない?」と言われそうだが、そこは商売してる関係で、多少の誤魔化しはわかりゃせんのよ。