16日の夏日とは一変して、17日の営業を終えてからは、台風並みの強風が吹き荒れる。
初節句に鯉のぼりの管理を任された? 爺様じゃがのう〜、上げたり下げたりで大変じゃ!
鯉のぼりは下ろしたんだが、ポールの天辺に付けられた矢車が風に煽られてフル回転、大きく揺れるポールを見ては、「ヤバイ、折れるんじゃないの!」。
いやはや、始まったばっかしの鯉のぼり、この先こりゃ大変じゃわい!
一気に消えた今年の雪、早期に消えた割には気温が低かったのか、自然界の芽吹きは遅い感じがする。
18日の営業を終えてから、蕗の薹を求めて近くの山に行ってきた。
早くに地肌を見せた筈なのに、その割に蕗の薹が遅いんだね。
おそらくは、雪解けのスピードがあまりにも速すぎたから、地中の奴らは平常に合わせたから間に合わなかったんだね。
もう大分遅いかな?と思いきや、未だピークには至らずで、30分足らずの時間だったが沢山の蕗の薹を採ってきた。
そんなちょっと遅い田舎の春を、ババが神奈川のお姉さん宅に送った。
19日、今日は水曜日なんで牧之庵は定休日。
朝からの予報が悪いんで、鯉のぼりも定休日、上げる揚げるのは止めた。
お天気は春特有の気紛れ模様。
「春に三日の晴れなし」とはよく言ったもんだが、それでも春は深まりし、桜前線が北上してきた。
わが魚沼の里にも桜が咲いてきて、ようやく花見シーズンの訪れだ。
水辺に転ずれば、流れの中でリュウキンカが蕾を膨らませてきた。イワヤツデ(岩八手)が花を見せる。(写真下)
農家では、また育苗の時期が来た。雪消えとともに春の農作業も始まった。
そんなこんなの定休日だったが、雪消えとともに忙しくなるのは、蕎麦屋のじっちゃまも同じじゃよ。
先日の強風に煽られて、店の前に置いてある行燈(あんどん)がぶっ倒れて、壊れちゃったんだ。
今日の定休日は、ずっぱり一日掛かりで修理した。
倒れて壊れた部分と、長く使って老朽化して腐食した部分の修繕と、仕掛かったら大仕事。
日帰り治療じゃ無理だったよ。結局は一日入院の整形外科治療、明日は一日お休みじゃよ。