昨日は夏日、暑いくらいにまで気温が上がった。
今シーズン始めて客間のストーブを消しての営業。
営業を終えてから、すっかり雪が消えた畑から、取り残しの「辛味大根」を採った。
雪解け後の保存(ゴールデンウィーク頃までの)を考慮しての計画的な取り残しなんだね。
この「辛味大根」については、過去のブログにも何度か登場した。
通常、越冬野菜は雪降り前に収獲して保存するんだが、一部の野菜(特殊のキャベツ、人参など)は、雪の下(収獲せずに、そのまま放置)にすることで、甘み(糖度)が増して美味しくなるんだね。
普通の大根は、その半分以上が地上に出てるから、雪が降り積もる前に寒さで凍ってしまうんだけど、この「辛味大根」は、すっぽりと地中に埋もれてしまってるから凍結を防げるんだね。
冬の積雪前に、大概を収獲して、生育の遅い小さな物を残して越冬させるんだけど、奴らは確実に大きくなってるんだね。
どの時期に、あの寒さの中で成育するのかは、全く解せない世界だけど、確かに生育するんだよ。
いや、してるんだから! ほんとに。
毎年、このパターンが牧之庵流、かれこれ5.6年は続いているよ。
だけど、これだけは言えてる。
この時期に、「辛味大根」で「辛味そば」を食せるお店って知ってる?
あまりないでしょう? この時期には余程のルートがなければ入手困難じゃないの?
まあ、講釈はここまでにして.......。
そんなことで、この「辛味大根」なる物じゃがね、ゴールデンウィーク用は、充分な量を確保したよ。
だけどね〜、正直言って満点の納得じゃないんじゃよ.....。
なんじゃって? そりゃなんじゃ、どうゆう事・・・・・・・!???。
参ったね〜、困ったね〜、そりゃそうでしょうよ。
冒頭言ったでしょ。雪の下にすると、野菜の糖度が増えるって事をね。
ちゅうことは、辛味大根は甘味大根に変身ってか?
そうなんじゃよ。
辛味も幾分は抑えられて、
この爺様みたいに角が取れて、
程よく辛く、程よく甘く、そりゃもう最高!って訳よ。
何言ってるか、意味不明?
☆過去の記事貼り付け「辛味そば」↓
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