昨日の茶前(朝食前)に山に行ってきたんだね。
連休前にいっぱい採って保存して置いた山菜が底を突いたんで、もう遅いかな?と思ったんだが行ってみたんだ。
目的は「コシアブラ」なんだけど、殆どが葉っぱが開ききって遅きの感、でもね、日陰で雪消えの遅いところで、いっぱい採ってきたんだよ。
コゴメ(クサソテツ)は、代休を頂いた9日に、海老名の親爺さんと沢山採ってきて、塩漬けにしたり冷蔵保存して置いたから、もう充分なんだね。
それに、もうコゴメの時期は終わったね。
コシアブラは、林の中に生えてるんだけど、下を見たら「ゼンマイ」がいっぱい出てたんだね。
朝の時間を割いての山菜採り、そんなにゆっくりもしてられないんだが、足下にいっぱい出ているのを見ると、やっぱり気掛かりなんだ。
そんなんで、上を見ては「コシアブラ」、下を見ては「ゼンマイ」と、忙しかったね。
2時間くらい忙しく採りまくって帰宅。
ゼンマイには、綿ってのが付いてるんだね。垂直に伸びた茎の先が、カタツムリの様に巻いていて綿状の繊毛で覆われているんだよ。
此奴を取り除くのが大変なんだが、その作業は90歳を過ぎた母親の分担なんだ。
後処理を終えたものを、熱湯で茹でてムシロの上に広げて干すんだが、唯干しあげる訳にはいかないんだね。
これが又、手間が掛かるんだけど、手で揉みほぐす様にして干すんだね。そうしないと柔らかくならないんだよ。
昔の人は、よう考えて保存したんだね。
リョックいっぱいに背負ってきたゼンマイも、干し上がるとほんの僅かになっちゃうんだ。
両手に乗るくらいにね。食べるときは、水に浸しておくとふやけて、元の量に戻るって訳よ。
だから、ゼンマイは採ってきても手間が掛かるから、常時家に居る人がいなくちゃ後処理ができないって事なんだ。
干しあげて4?で5.6万円もするんだね。手間を考えると、納得する値段なんだね。
「コシアブラ」今シーズンはこれで最後、ちょっと大きくなりすぎていた