☆外国のお客様
お昼に、近くの民宿から予約を頂いていたんだよ。
なんでも、お連れするお客さんは外人さんだから、広い場所に席を設けて欲しいとのことだっだ。
到着して、内玄関に入るなり「オオ!ワンダフル、ジャパニーズハウス!」
靴は、玄関の床タイルの上で脱ぎ、そのままタイルの上を裸足でペチャペチャと歩いて廊下に上がられたんだね。日本の生活様式に慣れていらっしゃらない外人さんらしい?
宿の女将さんが同行されたんだが、皆さんが天盛りそばをオーダーされたんだね。
作っている間中、賑やかだったね「オオ!ワンダフル、ビユーテフル・・・・・?」写真を撮りまくってた。暫くして静かになった?今度は、挙ってお庭に出られたらしい?
お一人は、片言の日本語を話せる様だが、後は日本が初めてらしい。
そばをお出しした。二人の方が、フォークを求められた。どうやら箸が使いこなせないらしいんだね。
お手伝いの叔母さんをからかった「あのそい、そばつゆと、天つゆを教えてくんねと、分からんすけ、教えてやってくんねかい」「私は英語なんか喋らんねよ」「そっけんが、喋らんでもいいがない。てんぷ〜ら、ジャパニーズヌードルさってそい、そばと、天ぷら、それぞれに指さして、おせればいいがない」
年に何回かは、外人さんがお客さんに交じって、ジャパニーズヌードルを食べに来てくださるが、フォークを求められたんは今回が初めてだ。
「今後のために、どうして食べられるのか、よく見ててくんねか」
さぞかし食べ難いだろうに?と思いつつも、本人達は使い慣れたフォークが自分等の箸なんだね。さすがに上手に食べられたそうだ。
帰り際にババが「今晩は何を作って差し上げるんですか?」と、女将さんに尋ねた。
「そんな変わった物なんか作らないわ。何時もと変わらないもの出して、知らん顔してるのよ」だってさ。
そりゃそうだ、遙々日本に来たんだから、ありきたりの日本料理が一番だ。
でもね、あの様子だと、またフォークがいるんじゃないの?余計な事だろうがね。
☆スイレンが咲いた!
今年の春先に、友人から貰って植えた「睡蓮(すいれん)」に、純白で可憐な花が開いた。
10株以上も植えたのに、開いたのは1本だけ、近くにもう1本蕾が見える。
白い花だって事は、貰ってくる時点で分かっていたんだね。
数十年ぶりに甦った睡蓮の花。
欲しかっただけに嬉しいね。