朝焼け
今朝の5時半前、まだ薄暗いが東の空が真っ赤に染まってきた。
今日は天気になりそうだな。
手がかじかむ程に気温は下がっていた。
デジカメを持って表に出たんだね。
家々は、まだ電気が点かず真っ暗闇、新聞屋さんのライトか?闇に明々と流れていく。
暫し東山を仰ぎ、段々と明るくなっていく様を追った。
ほんの数分間で、刻々と空が変わっていく。
吐く息が白い、手が寒気で痺れてきた。
15分は経っただろうか。
急に、南北に流れる川に添って霧が立ち込めてきた。ほんの一瞬の出来事だった。
僕等の住む周辺は、これからの季節から、気温の下がった朝は決まって霧が深くなる。
南北に流れる魚野川と、串川、牧之庵の真後ろには、清水の流れる幹線排水路があるためなんだよ。
放射冷却で高台に比べたら、朝晩の冷え込みは一段と厳しくなるんだね。
その第一弾が今朝、この秋一番の冷え込みだったよ。
朝日が差し込む頃には、霧が遮って見えないほどだ。
残念!ご来光は霧に遮られたよ。
手を凍えながら、畑から今日の材料を採ってきた。井戸水で仮洗いするんだが、水がぬるま湯の様に温かかった。
改めて、冬が手の届くところまで来ていることを知らされた。
夜が明けてきが、霧も濃くなってきた。