兎に角、凄かったわ!
今朝の3時半頃だったろうかねえ〜?
突然の豪雨に起こされた。バケツを引っ繰り返したような、もの凄い雨。
トタン屋根だから、雨音は半端じゃないよ。穴が倦くかの様な強烈な雨だったね。
暫く様子を伺え乍ら床に入っていたんだけど、雨足は弱まるどころか、次第に強くなるんだ。
やばいな!起きあがって外の様子を見たんだね。薄暗かったけど、二階から見下ろす駐車場は、水が溢れている。
こりゃヤバイ!直ぐに着替えて外に出た。4時頃だったろうかね。
その時はまだ、駐車場は湛水状態だったが、玄関前は少し水嵩が増えたかな?そんな程度だったけど、雨足は更に酷くなった。
4時半頃かな?急に水嵩が増してきたんだね。
見る見る水位が上がって、牧之庵の前の水路は満水で、池の水は溢れだしたんだね(写真左上)。
それから、ほんの数分、玄関前の階段がオーバーフローするほどに増えてきた。縁側のサッシュの下まで上がってきて、水路は何処にあるのか分からないほど、一面が川になって、牧之庵の客間の床下には、完全に浸水してきたんだ。
囲炉裏は一段深く掘ってあるから、入れてある灰が水を含んで変色してきたんだよ。
ヤバイ!急いでみんなで客間の畳をテーブルの上に剥いであげたんだよ。
ちょっと遅かったが、辛うじて助かった。床板が幾分水に浸かったのか、色が変わってきていたんだね。畳が濡れちゃったから結果的には床上浸水ってことなんだね。
畳を上げてから、雨合羽を着て外に出たんだ。
凄い!もう何処が川なのか区別がつかないほど、一面が川なんだよ。
牧之庵の駐車場、上方からの流水で水路は満杯、溢れだして一面が川となって流れ出した。車止めの枕木も浮いて流れてご覧の通り
牧之庵のお店の部分は、古い家をそのまま改造して使ってるから、基礎部分が低いんだね。おまけに、上方からの水を一面に集めるほど低い地形なんで、みんな水が集中してくる、「水道(みずみち)」だから、こんな時は避けようがないみたいなんだよ。勿論、こんな経験は初めてだから、こんな状況も初めて知ったよ。
今は夕方の7時前、何事が起こったのか全く分からないほど、すっかり水も引けて嘘みたいよ。
終わってみれば、ここ古川集落の床下浸水は、鍛冶屋さん、亀田屋、牧之庵(床上浸水だね)の三軒だけで済んだよ。
湛水して床下浸水、古い鍛冶場は50センチも湛水(鍛冶屋さん) 牧之庵の脇の池、鯉が上の池から乗り越えて入ってる
畳まで上げたのは、牧之庵だけ、後は何事もなく水が引けたから安心して下さい。
大々的にニュースで報じられたから、多くの皆さんが心配してお伺いを頂いたけど、幸いにも重大災害は免れたから安心してくださいね。
色々ご心配をお掛けしましたが、もう雨も大したことがなさそうなので安心してください。ありがとうございました。
串川、排水路の飲み口が間に合わず、オーバーフローして土堤を乗り越えた 上方からの急激な水増しで、吐け口が間に合わず田畑が浸水
ということで、牧之庵は3.4日休業です。
床が少し水で濡れて、畳が幾分濡れました。囲炉裏の灰も水に浸かってしまったので、少しの間、お時間を頂きます。