備えあれば・・・・・
牧之庵のお昼の営業を終えてから、近くの診療所にババと二人でインフルエンザの予防接種に行ってきたんだね。
まだこの界隈では、発生した情報は聞いていないが、タチの悪いウイルスらしい?
こんなお客様商売だから、店のもんが感染したら大変だからね。
でも、今日は遅くなっちゃったんだよ。
閉店時間2時を待って、ある地方情報紙の取材があってね、かなり遅れてしまったんだね。予防注射を終えて、帰宅したら夜の開店時間(5時)になっていたんだよ。
それからババは、急いでお使いに行ったんだ。まあ、雨降りの冬の金曜日だから、お客様が来たって僕一人で充分、そう見くびってババは躊躇せずに出掛けていったんだ。もっとも、お客さんは誰一人とお出でにはならなかったけどね。
それにしろビックリしたね。僕等が待っている間に、来るわ、来るわ、途切れもなくお客さんが入って来る。それも、殆どがインフルエンザの予防接種なんだね。
それだけ今回流行のウイルスは死亡率が高い強か者だって事で、事前情報が周知されているんだね。
正直言ってね、数年前に我が家も、こいつに掛かっちゃってね。店を臨時休業にした事があったんだよ。ババが孫を連れて、神奈川の親戚に遊びに行った帰り、どこからか頂いて来ちゃったんだよ。
孫は予防接種していたから、大したことなかったんだが、ババがやられてね、次いで三女、そしておいらも掛かっちゃった。
普段は何かと「風邪やインフルエンザなんか掛かっていられるかい、先方が除けて通るよ」って、豪語していたんだが遂にやられてね〜。
あれって、一家に飛び込むと、接種していない人は必ずっていう確率で掛かっちゃうね。実証したよ、ホントに。
不思議なことに、きちっと予防接種を受けていた後後期?高齢者の母親は、何吹く風、一人ピンピンに元氣だったんだ。あれ以来、毎年欠かさず受けることにしたんだ。下手な強がりは禁物、って事がわかったからね。
ちょっと閃き?あそこから吊せば!
最近のブログで、何回となく紹介してきた「男の隠れ家」から、ふと変な事が閃いた。
実は、神奈川のババのお姉さんが、気の遠くなる程の時間と手間を掛けて「吊るし飾り(雛)」に挑戦してきたんだ。
漸くそいつが完成したという連絡を受けていたんだね。来年のひな祭りまでには、持ってきて下さることになっているんだ。
結構、長い物のようだから、どこに掛けたらいいもんかと思案していた矢先だったんだ。
そう、あの「男の隠れ家」の改造住宅、あの高い吹き抜けの天井から「吊し雛」をぶら下げたら、さぞかし見栄えがするだろうなと思い付いたんだ。
折角手間暇掛けて作って下さった物だから、下げっぱなしにはできないが、手元に届いたら試しに一回だけお願いして、ぶら下げて写真を撮りたいものだね。
さぞや見事だろうなあ〜、素晴らしいだろうなあ〜。
何をほざくかって、お叱りを受けるかも知れないが、あれほど似合う場所は他には思い当たらない。
あらゆる角度から写真を撮れる。考えるだけで脳裏に写真が浮かぶんだね。凄い!
此所は上州「地球屋」の吊るし雛