地震発生!とは言っても訓練なんじゃ
朝7時から、市内一斉の防災訓練があった。
地震が発生したって想定なんだが、震源地は村から直ぐ近くで、我が村の被害は全戸停電、断水状態で、死者は無し、負傷者3名、家屋倒壊は数件あり、倒木があって村への交通手段が遮断された。
去年、区で防災グッズをいっぱい揃えたんだけど、まだ一度も区民に公開してなかったんだね。
発電機、2灯付きサーチライト2台、水洗ポータブルトイレ数個、カセットコンロ、救急箱、テント、タンカー、負傷者搬送車等々・・・・・・。もう、置き場所に困るほど、いろんな物を揃えたよ。
実際の緊急時には、どれだけ役立つのか、疑問の点は多々あろうけど、防災意識が高揚したって事は、有意義のことだからね。
二度にわたる大きな地震を体験してると、こういう事には機敏になるんだね。
待てよ?あれってハーブじゃない?
防災訓練が終わって、さて帰ろうかな、って思ってた矢先の事、ふと、近くの家の庭先に、綺麗に咲いているハーブが目に留まったんだよ。
以前から気にはなっていたんだが、今日は花盛り、あまりの見事さに、主人に頼んで少し頂いて来たんだね。
早速、鉢植えにして店頭に置いた。
ほんの一時の時間だったが、それを見つけて蝶の親子?が、次いで花蜂が飛んできて蜜を漁った。
よ〜く見ると、先っぽにもちっちゃな蝶が、親子? 早速、蜜を求めて群がる蝶々に花蜂
ところで、あのハーブは何て名前の品種なのか?
おいらは、ハーブなんて全く音痴、早速調べたが、これまた明解な答えが分からない?
たしか・・・・?「オレガノ」に似てるけど花が白い、そんなら、オレガノの仲間の「マジョラム」かい?
似てるようだけど、違う気もする?
年に一度の親友の弔い
昨日の事。
夜の営業時間(5時)を30分近く前に、群馬ナンバーの車が駐車場に止まった。
様子を伺っていたら、開店時間まで待っているらしい?折角来ていただいたんだから、取りあえずはお店の中に入っていただこう。
店内の電気を点けて、ババが呼びに行って入っていただいたが.....?
どうも見覚えのあるお客さんだな、と気付いたそうなんだね。そして直ぐに思い出した。
と言うのは、毎年7月4日にお友達の弔いに来て、その帰りに牧之庵に寄っていって下さる方達だったんだよ。
何年か前に、峠一つ越えた清津峡という渓谷で、一緒に釣りに来ていた仲のいい仲間が、釣りの最中に突然倒れて亡くなってしまわれたそうなんだね。
前にも記述した事があったが、その命日が今日(7月4日)で、現場にも分骨してあるそうなんだね。
以来、一度も欠かさず毎年命日に現地まで弔いに来てるってわけなんだね。
今年も二組のご夫婦4名でお越しで、そば5人前と天ぷらをご注文下さった。
そば猪口だけは5人分下さいとのことだった。
ババが直ぐに察して「お父さん、仏さんの陰膳じゃないの?」
それとなく自分も悟って、さり気なく陰膳を用意していた。
たしか、今回で三回目だと記憶しているが、ジメジメした梅雨時、このお客さんが来て下さると、気分は爽やかになる。
今時のご時世、嫌にやるほど世知辛く、あれもこれも打算の尺度で計ろうとする現実を見るにつけ、こんな人たちも残ってるんだ!と、自分たちまで身が洗われるようだ。
どんな世でも、いかに時代が変貌しても、いい話って、やっぱりいいね〜。
ちなみに、昨年の今日のこと http://d.hatena.ne.jp/bokusian/20080705