※長岡へお墓参りへ
※花(ヒメサユリ・ミズヒキ・レンゲショウマ)
☆花戦のユリ・ヒメサユリ
日曜日に、久しぶりの大河ドラマ「天地人」、第31話(愛の花戦)を録画ではなく、衛星の再放送で見たんだよ。
おなごの「花戦(はないくさ)」
景勝の名台詞「珍しい花を集めては、その優劣を競う。何処が勝っても大したことはなし。花にも命あり、無駄な命を落とすでなし」
淀殿の命により、兼続が集めし越後の「ヒメサユリ(姫小百合)」
その「ヒメサユリ」だが、実は、牧之庵に材料を納める会社の幹部に、登山と植物が大好きな人がいる。ドラマの中で、ヒメサユリが登場する(31話)ちょっと前に店に来られて、この花の事を語っていた。
なんでも、この花を求めて隣の市の「浅草岳(標高1586メートル)」と「守門岳」に登ってきたという。携帯に収めた花を見せて貰った。
一躍有名になった「ヒメサユリ」だが、実を言うと僕は知らなかったんだね。この花は、新潟、福島、山形の三県にしか自生しないらしいんだね。この浅草岳も、新潟県の旧入広瀬村と、福島県の只見町の境にある山なんだね。
他に、新潟県では津川地方にも自生しているらしいんだよ。南越では、糸魚川を境に、以南(富山方面)はササユリのほうが多くなるらしいんだよ。そう、県境に自生するヤマユリなんだね。
愛好家の乱獲で、場所によっては随分と少なくなった所もあるというが、この天地人ブームで、心ない愛好家の乱獲は、絶対しないで貰いたいね。
☆「ミズヒキ(水引)」
玄関先に置いた鉢の中でミズヒキ(水引)が、真っ赤で、ちっちゃな穂(花)を付けた。何処からとなく飛んできた種子が、勝手に宿借りをして居座ったのだが、もう長いこと居座り、分家までだした。もとはスミレの家に入り込んだのだが、花の時期が競合しないので、そのまま放置している。
よ〜く見ると、こいつもなかなか変わっていて、赤くて小さな疎らの花は、上は赤くて、下は白いんだよ。正に、紅白の水引、縁起もんで、益々捨てがたくなってきたね。
ほそ〜く、ムチのように伸びた穂先から、零れそうな小さな赤い穂花、僕等の老眼の眼では、よく見えないが、4枚の顎で花を形成するらしい?上から覗くと真っ赤だが、一番天辺の一枚の顎が特に赤いためだそうだ。下は薄く白に近い、紅白の水引を花の穂があらわしているんだね。
☆「レンゲショウマ(蓮華升痲)」
一昨年の夏、中学時代の親友が持ってきてくれたものだが、あの時は、まだ花を付けない小さな苗だった。
管理が難しそうなので、山野草の好きな弟に育ててもらう事にした。去年も花を付けたが、まだ付けたと言うだけの状況だった。今年は、一振り大きくなって、立派な花を見せている。
※孫を連れて一足早いお墓参り
☆やっと梅雨が明けた!
イヤ〜、長かったねえ〜。新潟気象台が、漸く4日の梅雨明け宣言、平年より13日も遅く、過去4番目の遅明けだそうな。
総降水量は、佐渡の1.5倍を最高に、軒並みに平年を上回ったそうだ。平行して日照時間も上越市で過去最短、新潟市で2番目に短かったそうだ。
どうなんだろう、関東甲信地方は、もう随分前に梅雨明け宣言が出されたが、その後も梅雨前線は活発で、雨の多い日が続いたそうだ?早う宣言されても、所詮は自然現象、多少の誤差は付き物だよ。結局、あちらも長かった梅雨時期じゃなかったか?
☆定休日にお墓参り
昨日は定休日を利用して、毎年恒例のお墓参りにババの実家の長岡市行ってきた。ババの両親と、直ぐ上のお姉さんの墓参である。孫等が小さいときには、子供等も全部引き連れて行っていたんだが、学校の行事や、都合があって一連隊の移動は無理になってきた。
今年は、ババと長女の娘(1年生)の3人で出掛けることになった。それぞれ、お寺の境内に隣接する墓地だが、お寺は2箇所、お花に缶ビール、お線香とローソクを持っての墓参である。
今年は、大事な物を忘れてしまった!そう、虫除けスプレーなんだね。お寺の境内は藪蚊の発生が多くて、ローソクに火を灯し、線香に火を点けようと静かにしていると、藪蚊の大襲撃だ!汗ダクダクで、体がオーバーヒート気味だから、蚊の奴らの最高の餌食。一番大事なものを忘れて、大失敗。
墓参を済ませて、市内のレストランで孫の大好きな蟹料理で昼食、孫は海に行きたくてウズウズしているが、もう一つの用事が残ってる。ババの実家にお中元を届けて、仏壇にお参りをすることなんだね。
ちょっと早いが、お盆前の墓参を済ませ、足早にお盆礼も済み、孫を連れて出雲崎へ向かう。
実は孫は夏風邪を引いて、海には入れない。やむなく、足を浸ける程度だが、それでも喜んで波に戯れ、砂浜で貝殻を拾う。
タップリ遊ばせて、海岸線を走って帰路についた。
ババが言う「お父さん、海に来たときに、いつも寄っていた焼鳥屋さんを通る?」「ああ、遠回りすれば、行けないことでもないよ」そんなことで、柏崎経由で帰路についた。
おお!焼鳥屋さんは大繁盛!なんたって安くて美味しいから、クチコミで繁昌よ。
焼き鳥も食べたかったけど、予約注文だけで完売なりよ!
唐揚げをタップリ買って、走り出した。暫く走るとババが「お父さん、ここまで来ればもう大丈夫、揚げたての美味しいうちに、いっぱいやったら?」
ウヒャ〜、これまた有り難や、早速近くの酒屋さんで缶ビールの大缶を買ってもらって、運転はババと交代した。
梅雨明けのムンムン、揚げたての鶏肉の旨いこと!
孫は疲れたのか、静かになった。帰宅して、晩酌もこの唐揚げ、芋焼酎にも、これまたベターだ!