24日(水)の定休日を利用して、三連休の臨時休業を頂戴した。
私的な用事で、ババの実家のお義兄さん夫婦と、僕等夫婦でお出掛けした。
今回も、いつもお世話になるババのお姉さん宅(海老名市)に二泊お邪魔した。
本格的な冬の到来を目前に控える越後とは違って、さすがに温暖な気候に触れるにつけ、暫し羨ましい気持になっちゃいましたよ。
日当たりのいい庭に植えられたユズの木に、タワワに実った見事な柚子。
用事を済ませてから、オヤジさんがもぎ取ってくれた。
毎年、その大半を牧之庵が頂戴しているが、今年も一回目を半ば頃に送って貰っている(11月15日のブログでも紹介)。
お客様や、ババのお友達にお裾分けして、あっと言う間に無くなっていた。
いくら温暖化とはいっても、越後では柑橘類は普通では育たない。だから、何処を見ても普通に目に入る鮮やかな黄色の実は、僕等には珍しい光景なんだ。
早速、もぎ取ろうとアルミの脚立を立てていたら、オヤジさんが来て「おいおい、そんなんじゃ手が傷だらけになっちゃうよ」と、郄枝切鋏を持ってきた。ちょっと差し出せば、容易に届く範囲の高さ、手際よく実を切り挟んで下に放る。
よく観ると、鋭く長い棘が交互に付いている。ホントだ!こんなの無造作に手を入れたら大変だ。
実の皮の表面をよく観ると、無数に付いている黒っぽい斑点?
奴らは、自分の棘で実を刺したんだね。おそらくは、実が大きくなるにつれて、棘の近くまで成長し、風に揺られたりして刺さってしまうんだろうね。
外敵から身(実)を守るべき棘が、皮肉にも我が身(実)も傷つける。ドジなのか?定かではないが、ちょっぴり不可解な現実にも触れた。
もぎ取って貰った枝付きの実を、剪定鋏で棘などを切り、段ボール箱いっぱいに詰めこんで、帰りの車に積んできた。
早速、彼方此方にお裾分け、これまた見る見る無くなって、皆さん大喜びだ。