☆秋桜
秋に桜、「秋桜(コスモス)」、なんと奇妙な組み合わせだが、桜とは似て似付かぬ花のイメージだが、やっぱり秋にはコスモスが似合う。
牧之庵の沿道や駐車場では、今が盛りと秋桜が咲いている。
背丈を伸ばすだけ風雨には弱い、今年は台風が迷走する。
ノロノロと極端に遅いのがあったり、行ったり来たりの情緒不安定型もあったりだが、何れにしろ豪雨を伴う。どうなっちゃったか日本列島、地震に津波、豪雨に台風、次から次へと追い打ちを掛ける様に容赦なく襲い掛かる。
あっちは浸水だ、こっちは地滑りだと、復旧も追いつかぬままの連続攻撃。
ババが言う「お父さん、雨は大丈夫なの?」、床上浸水に遭っての水害恐怖症?
分からんでもない。なんでも有りの昨今の異常気象、地球環境がおかしい?なんでもかんでも、おかしなご時世になっちゃった。
秋桜もいいが、ホンマに秋に桜でも咲きそうな娑婆になってきた。まさか?が現実の世の中だ。
☆赤茄子
真夏のような猛暑の後に、寒々しい雨が続く。
半分ほど切り取って、赤くなるのを待っていた残りの赤茄子だが、急激な温度変化で一挙に色付いた。
台風や豪雨による枝折れが心配なので、すべてを切り取って飾った。
今年は徒長しすぎて、飾るにも支柱がいる有様だが、実は大きくなった。
☆穂紫蘇
今年はシソの実が早い。
穂先の実は大きくなって遅いくらいになっている。
穂先だけ鋏で切り取って、第一陣を塩漬けにした。
開業以来9年間、そばの薬味として使い続けてきた。香りの良い、青々とした新鮮な物が出回ると勿体ないが、それまでの古い物は無用の長物、即刻捨てられる。
充分に用を成すが要らぬ存在、何処かの世界に似ている。