前回、水郷潮来の「前川あやめ園」について触れたが、あの状態から推察すると、この週末頃が満開なんだろうね。
東関東道で現在の終点「潮来IC」に近づくと、屋根の上のブルーシートが目に付く。今回の地震で、屋根瓦が破損して雨漏り防止の応急処置なんだね。
三ヶ月を経ても、その傷跡が生々しいが、おそらくは、あまりにも多くの損傷に、瓦の生産が間に合わなかったり、職人さんの絶対数が足りなかったり、保険等の査定や、具体的な復旧過程に何らかのトラブルが生じているんだろう。
此所、前川のあやめ園でも、あやめ祭りに合わせて、園内の整備工事の施工中に、地震に遭遇したらしいんだ。
園内に掛かる既存の橋は使用禁止(写真下のアーチ形の橋)、施工中の東屋や園路工事は中断しての開園だった。
さすがは水郷、ゆったりと満たす水面に何艘もの「ろ漕ぎ舟」が繋がれ、船着き場では、あやめ見物の観光客を迎える。
園に沿って構える宿泊客を迎えるホテル(写真右下)、これも地震の被害を被ってか、シーズンだと言うにスッポリと覆われたブルーシートとが痛々しい。
ふと対岸の民家を見ると、やっぱり屋根にはブルーの爪痕 本来ならば綺麗に整備されてる園路の筈が、中断されてご覧の通り
ふと、中で仕事をするご老人の嘆きが聞こえた「ああ〜、観光バスの10台も来ないかなあ」。そう、まったくだよ。他人事ならぬ呟きが、自分事の様だ。
またまた関係ない話で恐縮。
名前は「あやめ園」だが、実際は「ハナショウブ(花菖蒲)」が咲いている。
なんで「菖蒲園」じゃないんだろうね?
まあ、名前なんかどうでもいいが、あやめのほうが響きが可愛い。
ず〜っと前に、ちょっと触れたことがあった。いや別に、クレームつける気なんかさらさらないが、ちょっと参考のために。
☆http://d.hatena.ne.jp/bokusian/20080626
今が盛りのハナショウブなるもの、是非ご覧になって下されや。