※何してんのかい?「馬鹿なせかせか爺」
高山の山頂が、うっすらと色付きを見せてきた。
農家では田んぼの稲刈りが終わって一段落、これから高山に初冠雪を見る頃までは暫し余裕が持てる時期だ。
雑事様も暫しの中休み?とはいかないようじゃて、暇とは申せど、何かしら今日も忙しそうに動き回っているようだ。
どうでも良い雑事と戯れる「馬鹿なせかせか爺」。
ちょっと覗いて見たら?なんじゃない。
☆ツルウメモドキ&トウガラシのクラフト
例年、慣例となっている「ツルウメモドキ」のクラフトリング、同じ頃に南蛮(タカノツメ・トウガラシ)も徐々に真っ赤に染まってきて、それに併せて編み込みをしている最中だ。
☆何してるんだ?
この間は、なんか?2回目の穂シソの塩漬けをしてたみたいだ。
そうかと思えば、突然に軽トラで出掛けたと思ったら、山からクルミを拾ってきたようだぜ。
何だかよう分からんよ、あのジッチャマの行動ときたら・・・・・?
そうそう、ここ何日かは米蔵にハツカネズミが入り込んだとかで、中のガラクタをみんな外に放りだして処分してたよ。
中から、トントントンと金槌の音がしてたけど、なんかね、壁や床にトタンを張り込んだみたいだよ。
それが終わったと思ったら、今度は中から放りだした昔の古いタンスを弄ってたね。
タンスの中には、明治時代の着物類が入ってたみたいだが、なんかビニール袋に詰め込んで処分したみたいだ。
それでそのタンスじゃがね〜、タワシで一生懸命洗ってたよ。表面の昔の塗料を金タワシで落としてたようだね。
何じゃない。またまた蒸し返した昔の悪戯に火がついたようじゃ。どうせまた、修理して柿渋塗っての悪戯じゃろて。
ご名答なり、ただいま柿渋塗りの最中よ。 予想の色が出てくるまで何回となくの重ね塗り、乾いては塗り、乾いては塗りの繰り返しで柿渋特有の味が出る。
通常の塗料では、趣のあるこの味は先ずは出せまいよ。上の写真は、2.3回塗った程度で、本番はこれから、まだまだ重ね塗りが続く。