牧之庵の庭に花開いた淡紫のホタルブクロ
今日、孫が満1歳の誕生日を迎えた。お客さんには誠に申し訳ないことだが、夜の営業はお休みにしてお祝いをすることになっています。
この辺では満1歳の誕生日に1升餅を背負わせる習慣になっています。これを背負うと「達者もんで」丈夫に育ってくれる事を願っているのです。
そのために今日は市内(旧塩沢町)の餅屋さんに注文してあったんです。今朝、餅屋さんのご主人が届けてくださいました。
帰り際に、玄関先に花を開いた「ホタルブクロ」を見つけました。実はこのご主人、絵がとても上手なんです。おもむろに砂利の上に腰を下ろすとカバンの中からスケッチ道具を取り出すや、一枚のはがきにスケッチを始めたんです。
以前、牧之庵が開店した間もなくの頃、6.7枚の絵手紙をいただき、「皆さんの趣味のコーナー」に展示させていただきました。
ある日、お店にいらっしゃったお客さん(湯沢町に仕事場を構える、ある女性作家)が殊の外お気に召されて数枚差し上げましたので、現在は3枚ほど展示してあります。
出来上がったら下さると言うことでしたので、楽しみにしています。ちょうど1年前の今日、「ホタルブクロ」が花開く頃に「孫の優侑」が生まれた。
僕は取り分けこの花に愛着を憶えるから、何かの縁を感じます。
客室の池の縁にも一重の白色の「ホタルブクロ」が咲いていた。間もなく、八重の白色「ホタルブクロ」も花開くでしょう。
☆餅屋さんの作品です。↓さり気なく添えるほのぼのとした一添書きに優しさを感じます
「唐辛子」人生時には辛いときも
「ホオズキ」口で遊んだ子供の時
「紅いツタ」魚沼の秋届けます ※案山子(かかし)は海老名の吉田さん作