牧之庵の開業の頃、昔の仕事仲間から「地蔵日めくり」をいただいた。
何処に掛けたらいいものかと思案していたら、トイレに丁度いいスペースがあったので以来5年間使わせていただいている。
幅が13㎝、長さが40㎝ほどの縦長の日めくりだ。
愛嬌のあるお地蔵さんの絵に、日々毎に的確な格言が書かれていて、見る人にお地蔵さんが語りかけているようだ。
表紙には、地蔵日めくり「出逢いが開く夢開く」と語りかける。
地蔵日めくり・表紙
めくって、1日は「笑顔は一生の宝」で始まり、31日は「おかげさまでいっぱいご縁ができました」で終わる
ちなみに今日28日は、「喜びも悲しみも・・・・・それが人生」とある。トイレに掛けてある「地蔵日めくり」、ちょっと失礼だが、まるで測ったようなスペースだ。
書画とも地元、湯沢町の書道家「剣持越峰先生」の作品である。昭和40年に日展に入選、48年の個展開催を最初に以来十数回の個展を開催。書画ともに嗜まれる著名な芸術家である。
牧之庵にもお越しいただいて色紙を頂戴した。客間でお地蔵さんが語りかける。
「ありがとう そんな毎日でありたい」と、常に心に留めている。