一昨年作って放置しておいた大きなタペストリーがある。
高さが1.6メートル、幅が1メートルもあるが、蔓で編んだ物で、大きすぎて今まで出番がなかった。
昨年、知人から教わって初めて作った「柿渋」を醸成保存しておいた。
渋柿を収穫する時期が遅かったため、タンニンが少なくなったためか、色付きが今一だが、試しに壁掛けに塗ってみることにした。
予想通り、柿渋特有の色合いは期待できないが、それでも感じのいい仕上がりになったと自己満足。
定休日に以前掛けておいた物を外して掛け替えた。
以前の物は、奇麗に埃を払って、一部補修をして柿渋で化粧直し。
二女が新居を構えたので、殺風景の玄関にでも飾ろうかと先日持って行ってあげた。
今まで4年間掛け続けて「ご苦労さん」
丸い物は「スズメバチの巣」牧之庵に作った巣
三段の飾り棚、上に蜂の巣、中段にタヌキ、下段はフクロウ
外枠の太いツルは藤ツル、細い編み目はアケビ、クズのツルを使っている。
柿渋は、防虫効果があるので虫除けに持ってこい、普通の塗料などと違って柿渋特有の味わいも楽しめる。
今年は、柿の収穫適期を見極めて、もっと上手に作ってみようと思っているが?
これまたお楽しみだ。