♪さながら古物商「古道具・古民具」&「改造中の自宅」
古道具・古民具
彼の定職は、燃料屋(ガソリンスタンド)に勤務しているんだね。それも常勤じゃなくて、LPガス部門を依託で請けてるらしいんだね。だから、勤務時間の制約がないから、お得意さんのガスボンベを支障なく管理さえしていれば、自由時間が持てるんだよ。空いた時間は、例の「隠れ屋」で自分の世界に填り込んでいるんだよ。
時間の余裕がたっぷりあるときは、山村僻地を駆けめぐり、眠っている「発動機」や、めぼしい古物の発掘に費やしてるんだね。狩猟の時期には、名ハンターぶりも発揮する。
これ程、人生を楽しく生きている人は、そうざらには居ないね。同じ一生、羨ましい限りだよ。
さて、今日も彼のコレクションの一部を紹介しましょうか。
鉄瓶が無数に、穴のあいた鉄物も、自分で溶接で直しちゃうんだね。ガス、電気溶接、ハンダ付け、ロー挽き、なんでも御座れ。行燈も廃物利用の自作品。空洞の木の輪切れに、棚を付けてはご覧の通り、彼の手に掛かれば甦る。
あるわ、あるわ、いろんな物が!陶器類はショーウインドーに収まって、埃から防ぐ注意も怠らず。自在鉤なんか何十丁もぶら下がってる。二階のコーナーの古民具の飾り付け、ハイセンスが見て取れるね。
二階の屋根裏は、丸太梁が露出、今年改築したんだが、この建物とて、ある農家の納屋を移築した物なんだ。古材を奇麗に磨いて自分で塗装したんだよ。照明器具は?自転車のタイヤのフレームなんだ。発想が面白いね。
改造中の自宅を拝見!
やっぱり、予想はしていたが、普通じゃないね。彼特有の個性的なお住まい。
これが一般住宅なの?通り掛かりの知らない人は、お寺?アトリエ?古物商?ちょっと予想も付かない構え。
外部は形が見えてきたが、内部は今だ作業中なんだ。出来上がりが楽しみだね。
完成していないが、外部だけ写真に収めてきたんだね。
玄関戸は重量感のある古い土蔵の欅戸、見上げれば?彫刻?お寺の外しかい?ドッシリとした玄関の構え。
呼び鈴代わりに年代物の受話器が 郵便受けには、提灯収納箱?
否応にも完成が待たれる、何が飛び出すのか、期待感でワクワク、ああ待ち遠しいね。