玄関の廊下に上がって、すぐ左側に入るとダイニングキッチン、涼しそうな白地のカーテンを潜ると、大きなカウンターを備えたキッチン、改造に当たっての奥様の拘りが見て取れる(プライベートにつきご紹介は遠慮しますよ)。
前回(半年前の引っ越しの時)お邪魔した時には、調度品が置かれてなかったので、生活感が全く伝わってこなかったが、今回は随所に人となり、感性とハイセンスの拘り術が見え隠れ?
ご主人は、古物商も顔負けの、古民具や骨董品のコレクター、展示物には事欠かない。
然りとて、見境なく飾り立てれば良いってもんでなし、そこがご両人の、最も得意とする技とセンスの見せどころ。
まあ、おいらのくだらない能書きは要らないね〜。とくとご覧あれ。
ダイニングルーム
入って一番奥に飾り床(腰袋)テレビや電話器が置いてある。真っ白な広い壁にキルトが似合いそうだ。
いつ見ても惚れ惚れする、実に良い建具だ フラワースタンドと切り株の花台
さり気ない、趣のある間接照明 ツル細工はお手の物 隣の居間からダイニングを望
以前の座敷(和室)を改造して、和洋折衷の居間を兼ねた、ダイニングルームが出来上がった。
高台に構えるお宅は、この部屋から旧塩沢町が一望できる。見晴らしも最高だ!
そして、お隣のお部屋は?
居間(OR仏間?)
ダイニングルームの惚れ惚れする建具を開けると、仏壇や神棚が置かれた和室がある。
なんでも最近、そこに親爺さん自慢の珍品を持ち込んだらしいんだね。途轍もなく重いんだとかで、今回お邪魔したのも、その自慢話を聞かされて跳んでいったのも半分の理由だ。
はて、その重い物とは?
そうなんだね〜。重いわけよ!何しろ、年代もんの金庫だからね。かなり使い込んだ金庫だから、あちこちガタがきていたんだが、例の山のアジト(男の隠れ家)に持ち込んで、綺麗に仕上げたんだね。
この手の金庫は、泥棒除けに砂を詰めてあるんだが、さすがに砂は抜き取って持ってきたらしいんだよ。
ほら、中もこんなに化粧仕直して 改良特別鋼鉄製第五号とある こんなプレートも
好き者の極めつけ、長火鉢が 照明器具は蔓細工 風鈴ならね竹鈴
趣味の館はこれにて終了。次回は、いよいよ「男の隠れ家」、ご主人の生家跡「お山のアジト」に、その後を追って参入。主にオヤジさんが一人で造り上げた日本庭園と、あれからの動きをとらえた。
触りだけ、ちょっと
原動機付き自転車と、オヤジさん 「男の隠れ家」 う〜ん、ここがいいな?釣瓶をぶら下げるオヤジさん
生家跡地に佇む「男の隠れ家」から、オヤジさんが一人で作庭した日本庭園の一角を望