「春に三日の晴れ無し」と言われるが、まさに雨、雪、曇りと、交互に繰り返され、雪国も本格的に春が訪れる。
その雪国だが、今年は未曾有の少雪の影響で、旧塩沢町内のスキー場も、一斉に時期を繰り上げてカーニバルが行われる。
今朝の朝刊の折り込みで、3ヶ所(舞子、石打丸山、上越国際)のスキー場が一斉にカーニバルの花火大会等を知らせていた。
雪が少なくてゲレンデの土が顔を出し、一部のスキー場では、恒例の松明滑走が中止になったとか、随所に雪不足の影響が出ているんだね。
昨日は少しばかりの恵の雪?が降ったが、水気の多いボタ雪で、大した多足にはならなかったね。
何はともあれ、今シーズンも間もなく終わろうとしている。
大変なのは、これからだろう。雪不足と半端でない不況のダブルパンチで生活は疎か、経営維持も危ぶまれる?
NHKが報じていた。これって日本の光景なの?目を疑うような悲惨な現実、予想を遙かに超えた映像が映し出された。
授業料が払えず、卒業証書を貰えない高校生。
医療保険が払えずに病気になっても保険証がなくて病院に行けない小学生。緊急手段で保険証を交付されたが、実費の3割が払えなくて、病院には行けず、学校の保健室に駆け込む児童が増えているという。
どうしてここまで落ち込んじゃったんだろう?この先、どうなるんだ?
憲法が定める、人間としての最低限の生活、いまや、それまでも侵されてしまっている。
子供等に何の罪も責任もない。最低限、すべてのこの子等の救済を国が速やかにしてほしいものだ。
「春に三日の晴れ無し」とも、「春に若者の夢無し」であっては、この国の行く末に希望なしだ!
こんな時だが、こんな時こそ、絶望を与えては断じて許し難きこと。