先週の週末、牧之庵周囲の三カ所のスキー場で一斉にスキーカーニバルが行われ、雪上の澄み切った夜空に綺麗な花火が打ち上がった。
実質的には、今シーズンのスキー場終業の前触れイベント。
時同じにして、春の農具市(大里一宮の農具市)が12日に開かれた。
この時期は、例年だと一度は寒の戻りがあって、春の一荒れが来るのだが、幸い今年は最高の小春日和で、直ぐそこまで春の足音が聞こえてきた。
今年の春は雪融けも早そうだ。
俗に言う「綿雪(わたゆき)」と呼ばれる、締まった堅い雪の層が無くて、全層ザラザラの「粗目雪(ザラメゆき」で、粒子が粗く空気が充満しているので、雪融けが早い。
冷たい雪融けの流れの中で、「ミズバショウ」が可憐な花を見せてきた。
水辺の雪が消えた土堤には、先走りの蕗の薹が顔を見せた。
ババが初物を天麩羅にしてお出しした。一足早い春の先取り。
夜の明けるも随分と早くなった。
それもその筈、気が付けば春のお彼岸も直ぐそこだ。
昼夜平分の彼岸中日(春分の日)まで一週間もなくなった。