☆アスターと夏菊
確か、まだ梅雨明け宣言が出ていないんだよねえ〜?
纏まった雨が降るでもないが、一日の内に必ずと言っていいほど雨が来るんだね。
昨日の定休日も、朝から雨だった。
田圃に穂肥を撒く予定でいたが、なかなか晴れずに、結局お昼近くに晴れてきて、漸く撒くことができたんだよ。
今日も朝から雨、暫くしたら止んだけど、一日中、どんより天気で、厚い雲に覆われて、5時頃には晩々しちゃって家の中は真っ暗だがね。
ほんとに、切れの悪い梅雨だない。
いつの間にか、ババが生ける花も夏の花になってきたよ。
アスターが出てきて夏菊と共に、暫くは此奴等が主役だね。
文月も、もう一日かぎりで、盆ぼち一日だ。
お盆の近付きを察して、盆花(ミソハギ)が咲き出した。
早いねえ〜、あっと言う間に、お盆も直ぐそこまで来ちゃったよ。
これらの花々は、ババが朝市から求めて来るんだ。
ババが生ける材料を、すべて家庭菜園で作るのは困難だからね。
切り立ての新鮮な花が、安く手に入るんだから、とても重宝なんだ。
朝市も、方々で開かれてるから、その時期によって、ババは気に入った花を探して奔走するんだよ。
もう何年も開かれてるから、都会のお客様の方が知っていて、お気に入りの出荷者の番号を覚えていて「ああ!何番、何番だよ。今日は家のやつから、○○を買ってくるように言いつかってるんだ」
早朝に飛び交う、威勢のいいリゾートマンションのお客様の楽しそうな声。
家のババも顔なじみになって、切り花は番号で選んでくるらしいんだね。
時に、朝市のハシゴもあるらしい。
時には、何々を何束(ここでも、番号を指名して)と、予約してくるらしい。
この夏菊も、予約したものらしいんだね。