田舎床屋(理容ナグモ)・南雲久夫氏の新作が出来上がって、昨日の朝、わざわざ届けていただいた。
このお話は「上田村郷土誌」を参考にして描き上げたものである。
話しに纏わる「大木六村」とは、我が集落の隣村であって、旧塩沢町内でも屈指の大集落である。
なぜかこの民話は、第3話「まきはた山って なぜ?」のあらすじに類似するね?
どちらの話しも、孝行者の息子と、病弱な母親が登場し、母親の胃腸に効くといわれる薬草を山に採りに行く。すると、綺麗な娘が機を織っている。連れて帰って、片方は大蛇に、一方は龍神と化する。
話は何れも「巻機山」に纏わっている。