昨日は牧之庵の定休日。娘もお休み日が一致して、久しぶりにババとお出掛けした。
ジジは、相変わらずの雑用処理係、ど〜も、予報では暑くなりそうだ。
覚悟を決めての任務遂行、予報通りに暑くなってきた。あっつ〜〜い!
さすがに雑用処理係も、あの炎天下では、参ったでござったよ。
♪コンニャク物語
ムックラ起き(起きてすぐ)に、サンダル履きで外に出て腰を反らす。
この年になると、若いときに負担をかけてきた腰が悲鳴をあげて来る。いた〜〜、いたた!俗に神経痛と称するが、何じゃない、ヘルニアというやつだろう。
どういうわけか起き掛けに激痛が走り、暫くすると、すぐに直るが、痛さをかばって猫背になったり、腰を曲げたりの老人体型を意識してか、無理に伸ばそうと反り返る。
加齢とともに弱まる筋肉、これってやばいなあ〜、解かっているがどうしようもない。認めたくないが、認めざるを得ない老化って奴よ。やだねえ〜、他人事が自分事とイコールになって来ちゃった。
腰の傷みが和らいでくると、先ずは畑の野菜や花の成長を観察するのが日課となっていて、日々何かしらの発見や新しい出会いが待っている。
この日の朝は、コンニャクの芽を発見した!
発芽を確認できた場所には、細い竹串で防護、ほら、あそこにも、ここにも、出てる出てる!
コンニャクの花物語は、以前のブログでご紹介してきた。あの花の種芋、そして今発芽しているコンニャク芋も、村の仲間からの頂き物だが、植え込んでから暫く経つのに、発芽の兆候がないので心配していたんだね。
20個ほど植えたんだが、その7割方が芽を出して来たよ。
初めての経験のコンニャク栽培1年目、あと3年もこの繰り返しで、4年経って初めてコンニャクを作れるだけの芋に成長するんだね。そう、手間暇掛かる、貴重な芋なんじゃよ。でも、この先、楽しみだね。
♪炎天下の床屋さん
雑用に事欠かない。畑作業が一段落したら、いつの間にか庭木の頭が茫々、刈り込み仕立ての樹木を散髪したよ。
いや〜、親爺はあっちっち、庭木はサッパリしたね〜。
♪主のいない館?
牧之庵の庭先には、この時季になると三種類の「ホタルブクロ(螢袋)」が夏を演出する。
数日前にも触れたが、今シーズンは、牧之庵の庭先に螢が居ないんだね。一昨日の夜、この夏初めての螢を見たんだが、それも辛うじて2匹だけで、ほとんどいない状態なんだね。
これも繰り返しだが、去年の夏の福島・新潟豪雨の影響らしいんだね。いまだに濁り続ける用水のため、螢のヤゴ(幼虫)が食べるカワニナがいないんだよ。これじゃ螢も生きられないね。
いろんな種類の館は完成してるんだが、主が不在で販売不振、何処かの蕎麦屋に似てきたね?嫌なところだけ似やがって!
白と紫色の一重花のヤマホタルブクロ(下写真、上段3枚)は最盛期は過ぎたんだが、園芸種の八重咲が次々に花を開いてきた(最下段写真2枚)。
実はね、近々、昔の仕事仲間(埼玉在住の友人)が螢を見に来ることになってるんだよ。でも、この状態じゃどうもならんよ。
その旨、報告したらば「イヤ〜、僕はどうちゅう事ないよ。今までに何回もお宅で見てるからね。他の奴らは、ソバ食べて、飲めればいいんじゃないの」だってさ。
螢はいなくて幸い、螢にとっては、とんだ迷惑話じゃて。