あと3日(15日)ほどで、10歳の誕生日を迎える牧之庵、昨日のブログでも触れたけど、内玄関のデスプレイを少し変えてみたんだね。
いつ見ても変わり映えのしない親爺のツル細工を撤去して、ゴチャゴチャ感を整頓して、ちょっとスッキリ整えて見たんだがどうかね?
ツル細工は、大きなタペストリーを含めて、全部で大小8個の籠物を処分したよ。親爺が苦労して編んだ作品、ちょっぴり勿体ない感じだったけど、二度と使うこともなかろうから、全部処分したよ。
そんなに広いスペースじゃないけど、自分なりに区分すると3ヶ所になるんだね。まずは、玄関戸を開けて内玄関に入って右側の、下駄箱の上の部分、2ヶ所目は玄関を上がって正面のレジ回りを中心としたババの生け花コーナー(ここはババが専任)、もう1ヶ所はトイレ近くの廊下。
♪下手箱の上では
作業前 作業後
作業前の写真の様に、ツルで作ったタペストリーを中心に、右側には「蓑(ミノ)」、左には「ツル籠で作った吊し花器」が飾られていたが、全て撤去処分した。
代わって、作業後の写真の通り、大小の木枠をベースにスッキリとした感じ。木枠は、昔の「コタツ櫓(ヤグラ)」と呼ばれる、炭コタツの木の枠だよ。格子状に木枠で作られ、布団を掛けて暖を取っていたんだね。
大小2個の組み合わせで、下の小さな格子枠は普通のコタツ用の木枠(やぐら)、上の大きな枠は、囲炉裏に用いた枠なんだ。
下の小さな枠には、和紙を模した張り物をして、照度を三段階にコントロールできる器具を入れて間接照明としたんだ。
良い感じでしょう?
ほ〜ら、なかなか良い感じ出てるでしょう? 格子枠面には、今までのサルボボなどが収まっていますよ。
♪正面のレジ場回りでは
このスペースは、ババの専任領域、親爺はまったく感知しないんだ。ババも思いっきり片づけて、これもスッキリ纏まった。(結果は、昨日のブログでの通りにて省略)
♪トイレ近くの廊下左側
作業前 作業後
ご覧の通り。ツル物は、小さな籠以外は全て撤去処分、代わって古箪笥が登場したよ。ず〜っと前に親爺が柿渋を何回も重ね塗りして保存して置いたタンスなんだね。
隣に、黒く塗られた丸い木枠?そう、これは昔の田植え枠よ。田植えの時に田圃に転がして型をつけ、苗を植えたんだね。店内に使われるのは、これで2個目、親爺定番の妙技?とでも。立てられた枠の中に、今まで置かれた小間物が収まっちょるよ。