※去年(令和5年)春、12年一度の奇祭が
2023年(令和5年)4月30日の出来事
卯年祭り・御神廻(ごじんかい)とは、何じゃい?
お廻りの出立式 大神宮様が鎮座された公民館の前で行う儀式。鏡割りも行われ心身清めて、これより出立。一足先に神楽が村内を走り回り厄を清め払う。今回は生憎の雨、テントを張っての出立式、みんなが雨具を着けてのお廻りだ。新型コロナは終焉を見せていないが、さすがに大神宮様の御前、お廻りの参列者にはマスクがない。
↓ いよいよ「お廻り」が始まった 神が各戸を廻るから「御神廻」とよばれるんだ。
生憎の空模様、折角の祭り装束もビニールで包まれたら台無しじゃ!
↑ 回り順が決まっていて、我が家は出立から5番目にいらっしゃる。ほれ、お出でなされた。「しっかり厄払いをお願い申し上げます」ってね。端的に言えば、昔から干支の卯年に大きな災いに苦しめられてきた。 大災害、疫病などの感染病など、人の命に関わる大惨事を神に縋って厄を払う。神は「お伊勢様・天照大神」。この卯年祭り「御神廻」と呼ばれてきた奇祭が何時頃から行われてきたかは諸説ある。大神宮様と呼ばれる(伊勢神宮を模擬した小さな宮)に直接、伊勢神宮で御神楽にあって頂いてきた大麻を収め、集落の全戸を担ぎ歩いて厄を払い回る。だから「御神廻」(神が廻る)と称される。行列には(集落の規模、地域によって)、各集落で異なるが、先ずは神楽(獅子)が走って村内を清め、祭り囃子を伴って屋台、天狗おかめ、稚児、樽神輿などが決められた順でお宮に伴って練り歩く。当集落は戸数が少ないから、そんなに大きな祭りはできない。その年の人口構成に合わせて催事の内容が決まってくる。少子高齢化、限界集落化、行事の主となる中核層の変化など、時代の変革に伴って大きく変わってきた。世間一般の状況も同じように、次の行事が継続できるのか?すら、想像もしたくない(想像したって、その時は天高くよ)。
ここでは(↓)、2011年(平成23年)に行われた(12年前)卯年祭りの事について過去の記事から覗いたみたい。
☆参考:2011年(平成23年)の催事を記した記事 ↓
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