☆ハバネロ
春先に村の友人からハバネロの苗を2本貰った。栽培は初めての経験だった。
当初は、種を分けて貰うつもりだったが、素人では発芽させるのが難しいと言われ、苗を貰ったんだね。
初夏の気温(高温)下で、2週間も経たないと容易に発芽しないんだとか、なるほど、通常の環境では育たないことが分かった。
我が家では、南蛮の類はタカノツメしか栽培実績がない。
その辛さは、比ではなく、なんでも世界中で最も有名な激辛、世界一辛いトウガラシなんじゃそうな。
定植後は、順調な生育をみせて、大振りの枝が八方に広がり、ものの見事に実を付けた。お盆の頃から、下部の実から赤く染まりだしてきた。
はてさて、収穫したら如何にして使うべか?
たった2本の苗だったが、相当の収穫量が見込まれる。
これから楽しみながら、レシピを検索して利用したいもんじゃよ。
※8月22日写真追加 栽培初体験、初収穫のハバネロ
下の方から真っ赤に色付いた実を逐次切り取って、水洗いをして冷凍保存する。
加工に準じて必要量を取りだし利用する。友人曰く、タカノツメのように自然乾燥すると、表皮が変色してしまうんだとか。
小生は初体験で、収穫後の処理は不明だ。これから、利用の仕方を含めて調査中だ。
☆花オクラ(トロロアオイ)
初めて花オクラなる物と出会ってから、今年で確か3年目かな?
周辺では、栽培しているのが珍しい存在だ。
今日も年配のご婦人が、レジ脇に飾ってある花オクラの種子のドライをみて、ババに訪ねられた、「あの実はなんですか?」、「これは花オクラという、花を食べるオクラの種ですよ」、「オクラの花を食べるんですか?」、「そうじゃないんですよ。花だけ食べるオクラで、普通の実を食べるオクラとは違うんですよ」、「へえ〜?そんなのがあるんですか?」
まあ、こういったやり取りが聞こえてきた。やっぱり、珍しい存在なんだね。
3日ほど前から花が咲き出し、10ヶ足らずを収穫した。
蕾が膨らんできて、これから晩秋まで順次咲き出し、収穫できる。
☆ミョウガ(茗荷)
お盆に茗荷の走りを数個発見したが、使うほどの量もなく、そのまま放置してお盆が過ぎ去った。
数日前に覗くと、沢山の茗荷が出ていた。早いものは花を付けている。
初ミョウガ、刻んで薬味皿に添えられた。
最盛期に使い切れないほどの量が採れると、纏めて塩漬けにして保存する。
時期を遅らせて、ババが味噌漬けに再加工する。
ミョウガの好きな人にとっては、これ程の薬味は他にない、細かく刻んで、しっかりとアクを抜き、麺汁に、お吸い物、味噌汁に、浅漬けのお新香、冷や奴などに添えると、格別の美味、秋を代表する嗜好野菜だ。
オクラと花カツをまぶし、味の素を一つまみ、味噌や醤油で味付けをして、お好みでトウガラシを一振り、温かい御飯にのせて食べると、これまた旨い、一膳食が進む。
どうしたわけが、こいつも早生と、晩生がある。双方が程良く収穫できると、晩秋の頃まで楽しめる。なんとも重宝の奴だ。