☆柿渋作りに再チャレンジ
お昼の営業を終えて、我が家の柿をもぎ取った。去年の秋、初めて柿渋作りを教わって挑戦した。
4リットルのペットボトル2本ほどの柿渋ができて、いろんな物に塗ったら、残り僅かになってしまった。
去年は、初体験ということもあって、兎に角作ってみることが目的だったが、柿の収穫時期が遅すぎたにも関わらず、殊の外上手にできたと柿渋先生にほめられた。
「煽てられれば〇〇でも木に登る」で、古民具や蔓細工等々、いろんな物に塗りまくった。
そんなわけで、残量僅かとなった。
「柿渋作り」って、難しいもんだと思っていたが、昔から一般的に作られていた製造方法は渋柿さえ手に入れば案外簡単に作れる物だ。
去年の経験から、少しは勉強したりして今日の柿もぎになったって訳だ。
本当は、もぎ取ったその日の中に搾りあげないと、柿が変質してしまうらしいが、台風9号が接近しているってこともあり、取りあえずもぎ取ってしまった。
実作業は明日の店明けにやりたいと思っている。
僅かばかり残っている柿渋は、冬用の暖簾が相当色褪せてきたので(買ったときから柿渋染め)、染め直し用に大事にしていた物だ。
それまでに染め直して見たいものだが。
去年作ったものは、もぎ取り時期が1ヶ月近くも遅かったから、タンニンの含有が少なくて、何回も重ね塗りしなければ、気に入った色合いがでないでいた。
それでも、柿渋の色合いには、独特の趣があって、ほかの科学塗料では代用できないことがわかった。
だども、明日は台風が心配で柿渋ずらねかもしんねいない?各地に大した被害がでなければいいんだが。
←(冬の暖簾も色褪せて、柿渋で染め直すのをまっているが)
もぎ取り時期は適期じゃないの?旨そう、じゃなかった渋そう!タンニンがいっぺ含まれてる感じだない
☆今日の秋を生ける
農家の庭先や畑の片隅に一際背高ノッポの鮮やかなピンクの花房を見かける事がある。
偶に、野辺にも散らばった零れ種から増えたのか、見かけることがある。
肥沃な畑などでは、2メートルほどの高さになるから、遠くからでも一目で確認できる。
「オオケタデ」、別名「オオベニタデ」とも呼ばれるそうだが、マムシの毒消し作用があるとかで俗名「ハデコブラ」とも呼ばれるんだそうな?
1年草だが、零れ種でいくらでも育つ。腫れ物や虫さされ(毒虫)に効くんだそうで、昔から農家の庭先に栽培されてきた。
文字通り「タデ科」の植物。
まったく関係ない話だが、ソバも「タデ科」なんだよね。ご存じでしたか?
オオケタデとウドの花 秋も深まってきた