「十五夜様」
今日は「十五夜」。外孫達が全員集合、みんなでお参りをする ↑
イヤ〜、暑い日が続くね〜。牧之庵の周りの田圃では2.3日前から稲刈りが始まって、農家は真夏日のような炎天下で大変ですよ。
放射性物質は全く問題なかったけど、今度は高温障害による玄米の胴割れが心配とかで、刈り遅れのないようにとの指導通達が出されたほどで、気が抜けない秋となりましたよ。
何もかも異常続きの「卯年」じゃね〜。
「餅屋さんの絵手紙」
そんな中で昨日は十五夜(当地では、旧暦の8月15日の十五夜から1ヶ月遅れた9月15日に十五夜をする)、お供え餅と、夕餉に頂くお餅が餅屋さんから届いた。
毎年お願いしている、あの「絵手紙の上手なお餅屋さん」、その作品は過去に何度も御紹介させて頂いた。
今回も、三枚の絵手紙の作品を持ってきて下さったんだね。
最近は風景画に拘っていらっしゃる様で、作品は年々磨きが掛かってきて、もうそこはプロの域だ。
その作品から
「孫たちと十五夜様」
外孫が全員揃って「十五夜様」、これも大切な経験だ。世知辛い娑婆、故郷の行事がみんな消えちまう。童謡・唱歌が世間から消滅するよ。「十五夜お月様」「うさぎ うさぎ なに見て跳ねる」 そう「うさぎ」が消えちまう!
夕方、孫と川の土堤に行ってススキを取ってきて飾った。
毎年、十五夜には子供等や孫たちが来て、十五夜をするのが習慣になっている。
昨今では、農家でも十五夜をするのが希になってきたようだ。
とは言っても、我が家でも子や孫たちが近くに住んでいなければ、その習慣は途絶えていたのかも知れないね。
ススキを飾って、お餅と秋野菜をお供えして、明かりを灯して、みんなでお餅を頂いて秋の実りと収穫を感謝する。
少し欠けたお月様だったが、深まった秋空に明るく輝いていた。
少し感じの違ったエアコンの室内、今宵の時間だけを見ている限り、何事もなかったような平穏な時間、せめて残りの3ヶ月半、大過なく過ごせますようにと無事長久を祈る。