ここ塩沢、南魚沼米の産地(牧之庵の周辺)では、先週の週末(9日頃〜)から塩沢米の刈取が始まったが、台風と秋雨前線の悪戯で連日の雨、雨で足止めをくらっている。
おまけに、この雨で稲が倒れてきて、農家では作業がしづらくなるのでお天道様を待っている。
かろうじて今日は、終日何とか持ち越して稲刈りができてよかった。朝露はあったが今日一日は何とか持った。
週間天気予報を見れば、ず〜〜〜っと雨、曇、雨で、お天道様は一週間くらい出そうもないってさ。
ホントかね? だとしたら参っちゃうよ! ホントに.......。
十四日の朝に、餅屋さんが頼んでおいたお餅を届けてくれた。
いつもの様に、十五夜様にお供えする「まるめ餅」一個と、夕食に頂くお餅(2升5合の餅米を搗いて平たく伸したもの)なんだね。
そうなんだ、昨日は我が地方では十五夜なんだね。
まあ、このことは小生がブログとやらに戯れて、かれこれ(2006年からだから)10年、途中で何年かサボったけど、十五夜に関する事柄は7年(7回)くらいは綴ってきたと思うがね?
だから、詳細の説明は省くけどね、最低こいつだけは説明しとかないと何言ってんのかわかんないから、一寸だけ。
十五夜は旧暦8月15日だけど、この辺では一ヶ月遅れの9月15日に十五夜を祭るんだよね。
お月様の満月とは、全く無関係に兎に角9月15日なんだよ。
十五夜(中秋の名月)の云われは諸説あるけど、当地方は稲作主体の農村地帯だから、お米の豊作を祈願し、あわせ秋作物の収穫祭の儀礼が強いんじゃなかろうか。
ところがね、たまたま今年は昨日(15日)が、ほんまもんの十五夜の月(中秋の名月)と重なり、夕べは綺麗な月を眺められたんだね。
今宵も、ちょっと雲が掛かってるけど、明るい月夜だよ。
ちなみに、十五夜(中秋の名月)の日は、
2017年(平成29年)は10月4日
2018年(平成30年)は9月24日
2019年(平成31年)は9月13日
2020年(平成32年)東京オリンピックの年は10月1日だそうな。
ほんとのこと言うとね、こんなご時世(時代錯誤?)だから、ババに「もう十五夜は止めようかな?」って、一言つぶやいたんだけど・・・・・。
ババは「今まで、ず〜〜〜っとやってきたんだすけ、こんなご時世だからこそ、今迄も孫たち皆に見せてきたことは、孫らが大人になってジジ、ババがあんなことしてたっけって、良い記憶が残るから、元気で出来るうちは見せてやろう」。そうだな。
今までは、十五夜のお供えや飾りはジジの仕事だったんだが、今年はババが一切の準備をしたんだよ。
正直言って、ちょっとだけ見直した。
※過去の「十五夜(中秋の名月)」に関するブログ抜粋 ↓
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