牧之庵から閉店の御挨拶 御案内の通り、牧之庵は「令和元年(2019年)8月15日」をもちまして完全閉店となりました。      お客様に支えられて17年間、誠に残念では御座いましたが暖簾を下ろすことになりました。 これまでに賜りましたご厚情を心より感謝申し上げ、謹んで御礼の御挨拶を申し上げます。本当にお世話になりました。幸か不幸か、牧之庵の閉店の翌年から新型コロナが現われ、5類に移行したとは言え未だ終息の気配がありません。そんな中で、ロシアによるウクライナへの侵攻、パラリンピックが始まったばかりの日本だったのに、未だ終わりが見えません。どうなってしまうんだろう? 強権的独裁者の出現は国連の機能不全を生じ、中東でも戦禍を被り続ける。不安だね~怖いよね~.   そんな不安定な情勢の中で、新年度は世情安定を祈りつつ迎えたかったが、正月早々から能登の大地震。別件、近況は自民党の裏金、派閥問題で大騒動。兎に角、能登だけは、何があっても最優先、一時のロスタイムは許されないぞ! 先ずもって、この度の「能登半島地震」に遭われた能登の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。       お亡くなりになられました多くの御霊に謹んでご冥福をお祈り申し上げます-合掌ー   トップ画像を替えました。これは、我が家の裏の畑でトウモロコシ(2回目)の種蒔きをする孫. 題して「ジジとトウモロコシの種をまく孫(小学2年生)」2022.5.29の写真をつかいました。

春の小川

※流れの整備
暇な牧之庵を見越して、予てから気に留めていた流れの整備に、ほぼ一日を費やした。

幸いにも?(営業していて、幸いにもって失礼だね!~)お客さんの入りが少なかったから、野外作業は捗った。
なんじゃそれ!全くやる気が無いんじゃね~! イヤイヤ、そんなこと失礼にも程がある。
でもね、店を開けながら、そんな作業をしてるなんて?初めっから、やる気があるんかいな?
正直言って、最近の牧之庵の老夫婦は、ちょっと変じゃない?
1月から3月まで休んでいたと思ったら、その延長線上で、いまだやる気が出ないなんて?
俺に言わしてもらったら、「ふざけんな!お客様を何だって思ってるんだ!」ってことよ。

まあまあ、そう怒りなさんなよ。
そりゃ~、そうだろうけどさ、あの年頃になると勝手気儘が当たり前、何たって先が無いんだからね。
正直言って、お客様に対しての気構えが薄くなってるんでしょうね?
老い先短いご両人、いや、人生男80年、女の人は90歳なんじゃから?
この先、単純に数えたら、おいらが10年、ババは20年。
そんなこと考えたら、仕事なんかもう止めた! 冗談じゃねえよ、残り10年なんだから。
「死ぬ間際まで仕事なんかしてられるかよ」ってな事になりかねない。
そりゃ~、考えることは人それぞれだろうけど。此処で終わったら、おいらの人生何だったの?だよね~。
そんなこと、あんなこと、いろいろ考えたら、そりゃもう仕事なんかぶん投げて、好きなことしたくなるよ。
昨今は少子高齢化の影響で、汗を流す職種に労働力が極端に不足してるらしいんだね。
してその労作は・・・・・・・・。

桜前線北上の中で

※暑さ寒さも彼岸まで、その彼岸も終わったが?
はてこれで「寒の戻り」は終わったか?
春のお彼岸が昨日で明けた。
明けるのに間に合わせるかの如く、今季三回目の「寒の戻り」で降雪となった。
これで、同じような出来事を3回も綴っている。よっぽどネタが無いらしい(ズバリ名答)。


「暑さ寒さも彼岸まで」、はてこれが最後のあがきか?
いつものことだが、こればかりは自然界の成り行き、まだまだ予断を許されない。
ジッチャマは雪囲いの撤去をすっかり終えて、車のタイヤもノーマルに履き替えた。
各地で桜の開花便りが聞こえてきても、まだ数回は小雪が舞えそうな今年の春だ。

春の彼岸入りを前にして

※なかなか難産じゃ!すんなりと春は来ないよ?
「暑さ寒さも彼岸まで」と、昔の人は的を射た観察眼で的確に季節を表現してきた。
その季節の移行、春の彼岸入りも明日(18日)からだ。
初産の如くなり。なかなかどうして、そう簡単には春は生まれそうもない。
正に、冬から春への移行は難産で、女の人の初産によく似ている。
産気づいても、なかなか陣痛がコンスタントに続かなくて、来たと思えば中休み、また来たと思いきや暫しの休み。
今のこの時期は、間もなく生まれる赤ん坊(春坊)の様で、皆が産声を待ち望んでいる。
手が届きそうな春だが、また寒の戻りがあって(1回目は3月8日、ブログで綴った)白く染まった。
はてこれが最後かな?と思いきや、3日前に再び冬への逆戻り、20センチ程の積雪をみた。
冬の囲いや消雪施設も撤去され、これ以上の降雪は止めてくれよ!と、爺は些か気掛かりじゃよ。駐車場もご覧の通り、自然に消えるのを待つしか術はナシ。
 
建物の冬囲いも撤去され、屋根から滑り落ちた雪が山になる。これ以上はガラスがヤバイ!

ころり変わって翌日は春、雪はすぐ解けて小川の中でミズバショウが可憐な花を見せてきた。
 
春の彼岸入りを明日に控え、牧之庵のジッチャマは春暖簾に衣替えをした。
  
ちなみに去年のブログを覗いて見ると
bokusian.hateblo.jp

3月4日に既に衣替えを済ませていた。
今年も過ぎてみれば小雪の年だったが、去年は今年以上に少雪だったんだな。
暖簾の衣替えで再確認した。
此処まで来ると、気掛かりは桜の開花時期、去年はもの凄く早かった記憶があるが、今年の桜も早いらしい。
近年流行の「記録的な・・・・・・」出来事になるのやら?

寒の戻り・春遠かれし

※春の5k・三寒四温、欺され易い春への移行
牧之庵の庭先は、すっかり雪が消えて一足早くに春が来ていた。
今シーズンは、平日営業を休止にしてきた牧之庵、時間がタップリあることに慣れないジッチャマは、時間の使い方に戸惑いを感じて今日まで。
庭先の雪は、爺が時間をもてあそんでスノーダンプで運び出し水路に排雪、綺麗さっぱり消してきた。
今年の冬は小雪のため、もうこれで雪は降り収まって春が来るのかな?
そんな気配を強く感じさせられてきたから、8日の降雪は全く予想外だった。(写真下)


こんな事もあろうかと、雪囲いは建物だけに留めて、庭木の囲いは我慢して残しておいた。
これまでも、早くに撤去しすぎて幾度となく辛酸をなめてきたんだよ。
先般も、ちょっと触れたが今のこの時期は、急激に春が訪れた錯覚にハマりやすいんだ。
過去にも、どれ程に欺されてきたことやら、のど元過ぎれば熱さを忘れるとは、良く言ったもんで欺され易い。
「春の5k」、「三寒四温」、惑わされる春への移行期。
春の彼岸も、すぐそこまで近づいてきた。この時期は欺しっくらだ。

臨時休業のお知らせ

誠に勝手ながら、3月9日(土)・10日(日)は都合によりお休みを頂戴します
只今、営業変更の延長を3月15日(金)まで頂戴して、平日営業を休止しているところでありますが、緊急事態の発生によりまして、上述の通り(3月9日・10日)、週末営業もできないことになりました。よろしくお願い申し上げます。

ちなみに「はざ木」って、このことなんだよ

※春の5k
今朝の報道番組で、人気予報士の天達さんが「春の5K」について報じていた。
冬から春への移行時期、昔から三寒四温と言われてきたが、完全に春に移行しきるまでは、ご用心なさいって事だ。
1.花粉(Kahun)
2.乾燥(Kansou)
3.強風(kyouhuu)
4.寒暖の差・気温の差(kandannosa・kionnosa)
5.黄砂(kousa)
アルファベットの五つの頭文字(k)から「春の5K」、と言われるんだそうじゃ。
言われてみれば、一々ごもっともな現象だよね。
特に最近の春先のポカポカ陽気、温暖化も相まってか乾燥と花粉が凄い!酷い!。
鼻炎、気管支炎、花粉症、インフルエンザ、風邪等々、今のこの時期は目、鼻、喉(気管)が特別に負担が重い。
これら、「春の5K」の現象が、幾つも重なって生じるから、もうたまったもんじゃないんだね。

※これが「はざ木」の管理なんだよ
障害物があって伐採できない昔の「はざ木」、枝は成長するため数年ごと枝を下ろす。
枝を切り落とそうと決断した「ハンノキ」(写真下)

ジッチャマは、この木によじ登って、枝を切り落とし、はてまたそれを燃やすことが禁じられた膨大な作業に首を傾げつつ勢を出す。
写真には、枝を切り落とした「ハンノキ」と、「杉の木」が写っているが二本とも昔の「はざ木」なんだ。伐採が必要な5本の内の2本。(写真下)

2月26日、3月2日の両日に綴った、前科者、蕎麦屋のジッチャマの野焼き罪の関連のお話。
先月の下旬にクリとモモの木を伐採したことは戯言で書いたが、倒木の処理は短く切り刻んで、薪ストーブを使っている従兄弟に積み出して貰った。小枝も60センチほどに切って、束ねて燃やして貰うことにした。
要約、この二本の立木は処理を終えて、ジッチャマは難問の次のステップへと進む?
次に仕掛かったのは、伐採しようにも周辺が建物や障害物があって倒せない立木なんだ。
倒せないで残っている樹木は全部で5本ほど残っているが、これらはみんな先般説明した「はざ木」の名残なんだね。
倒せるものは、何年か掛けて処分してきた。ウ~~~~ム  はてさて、どうすべきか?

最初の頃は、訳の分からない法令が施行される前だったから、春先の雪上に倒して本体は薪ストーブに入るくらいの長さに切断して処理してもらってきた。小枝や葉っぱは雪に穴を掘ってその中で焼却処分してきた。
杉や松の葉は、倒してすぐにはアブラを多く含むため、煙が多く発生するので乾燥するまで放置してから処分してきた。
これは、法令ができる前のことだが、極度の公害や煙害を防ぐためにとってきた当たり前の処置だった。
ところがだ、そっろと終活エリアに足を踏み入れるジッチャマ、こんな難題を若い連中に残しちゃいかんぞやと、老体鞭打っての最後の一足掻き?頭を抱えるジッチャマの姿・・・・・・・?????
ウ~~~~ム  はてさて、どうすべきか?
分家の親爺、薪ストーブで処分してくれる従兄弟、お隣の爺、色々と知恵を伺って一つの方向が見えてきた。
そのまま倒したくても絶対無理な条件の中で、やっと見えてきた最善策、今年は雪が少なくて作業困難と諦めて来期に延期した。
はてここで、倒木後の小枝や葉の処理を考えたときに、もの凄い作業量と処分費がまっている。
まずはジッチャマ、少しでも手間暇と、経費削減をと思案を巡らせ、あの歳では考えられない行動に出た。
とりあえずは、残された5本(4本は杉の木、1本はハンノキ)の「はざ木」処分、先ずは従兄弟が持って行って処分できる「ハンノキ」の枝切りに仕掛かって、なんと!あの高さまでかき登り、綺麗に切り落とした。(写真上)
皆さん、少しはご理解頂けるでしょうか?
こんなこと、ご当地では当たり前に実在する出来事。
だから、こんな条件の中におかれて、頭を抱える人は半端じゃなくいっぱい居るんじゃよ。

事の重大さも理解せず、これまでに問題になるような公害は殆どが企業によるもの。それを全部一色単に括って、その中で収めようなんて許せない。
それにね、光合成って知ってる、覚えてる? そう、中学か高校の理科や生物の教科で学んだと思うんだが。
おいらも、朧気ながら覚えている程度なんだけど、たしか?「植物は根から吸い上げられた水と、太陽と葉緑素(葉っぱ)の作用で葉緑体が作られ炭素が吸収され酸素が放出される」じゃなかったかいな。
なんか、空覚えの期末試験問題?そんな、程度だけど言いたいことは、正に其所にありよ。

おれんち(を含む田舎農家の屋敷周りには)には、ブナやカエデ、ヤマボウシなどの落葉樹や、何種類もの木々が植栽され育っている。
これだけの緑は、どれだけの二酸化炭素の吸収があり酸素を作り出しているかは計り知らないが、いずれにしろ自然の摂理には逆らっていない。
何が言いたいかは(非理屈に聞こえるだろうが)、少しは愚痴をば聞いてくださいよ。

営業変更の延長について

※誠に勝手で済みません

今シーズン、1月・2月の平日は、お休みを頂戴して参りました。
しかし、加齢も相まってババの足首の痛みが思うように回復いたしません。
すっかり春めいて、温かくなってきましたが、この時期は「三寒四温」、寒暖の差がクルクルと変わり、かえって足首の負担になっているようです。
もう少し温暖になれば、少しは回復する事を期待して、やむなく3月15日(金)まで平日営業の延長を頂くことになりました。
夜の営業も、その日(3月15日)まで全面休止(予約を含め)となります。
誠に勝手な営業で済みませんが、宜しくお願い申し上げます。

外玄関に春の枝物を生けて   

※これはコブシかモクレンか?
昨日の朝、ババが外玄関先に先取りの春を生けた。
実は、1日(金曜日)ババと2歳の内孫を連れて、今年初めての善光寺に行ってきた。
勿論、ジジババと一緒に、一人での遠乗りは初めてのこと。
本当は、松之山温泉に連れて行きたがったが、いつも行く日帰り温泉施設「ビュー湯の山」は金曜日でお休みなんだ。
そんなことで、急遽長野に車を走らせ、善光寺の参拝を済ませて帰ってきたってわけじゃ。
帰路の途中の道の駅で、この生け花、枝物を見つけたんだね。
昨日はポカポカの小春日和、一夜明けての今朝方は、生けた容器の水面は氷が張っていた。
都心では「東京マラソン」が催されたが、選手は寒さで震えて完全燃焼ができなかったようだね。
はてさて、ババが生けた春一番の枝物、果たしてこいつはなんじゃろう?
ババに聞いてみたが、「知らないよ、ジジは分かんないの?」って、反対に問いかけられた。
そう言われたって、この時期の葉っぱの様相や蕾の形状で植物名を特定できるわけがない。
早速、インターネットで検索開始。
黄色い葉っぱの枝は「黄金葉(おうごんば)」って言うんだそうな。

蕾は真上にまっすぐ向かって付いている。だから「・・・・」ってことか?

してもう一種は、蕾の形状から判断するに「コブシ」か「モクレン」か?
未だ花が咲いてないから、判別基準の花びらの枚数では不可能だ。
ただ、蕾の中から顔を出している花びらと見られる白い花弁らしき正体は「白木蓮ハクモクレン)」か?
最終的に、ほぼ確信できる程の選別方法を知った。それは、蕾の付き方なんだね。
モクレンは、枝に一個の蕾を真上に向って付けるそうだ。対してコブシは、蕾の方向が疎らで四方八方に付くんだとか。
結果は、上の写真通り蕾は真上に付いているので「モクレン」、蕎麦屋のジジは「白木蓮ハクモクレン)」と判別した。

最初から訳の分からん法令じゃ!

※野外で燃やしてダメならば、例外なんかつくんなよ!
この法令なんか、都会の居住者、マンション居住者の皆さんには殆ど関心がないんじゃないの?、って言うより、実態が理解できないんじゃなかろうかね。
まして、そこで育ったポリ公、検事や裁判官には、田舎農村育ちで団塊族のジッチャマのお怒りは届かないだろうね。
地球の温暖化に関する事かな?って程度の法令かもしれないね。
だけどね~、俺たち田舎の農村に住んでる者にとっては、そりゃ~大変な負担で重大な問題なんだよ。
なんでこんな法令ができたんだ!って・・・・・・。
都心で農業を営んでおられる農家は別として、田舎の農村集落に住む多くの人々は、宅地周辺に畑や雑種地が多く存在する。
固定資産上の地目は、実在環境によって変わり、所によって果樹栽培の適地では果樹が、茶所では茶畑の木が、埼玉の花園近辺では、庭木(樹木)専門に栽培する農家もある。
ことわが新潟県に至っては、米作(稲作)地帯である。
その昔、刈り取られた稲束は、「はって(はざば)」と呼ばれた場所に掛けられ、天日(お日様)で乾燥されていた。
屋敷周りに植えられた樹木(はざ木と言う)、それは固定された支柱代わりに使われ、横縄を何段にも張って、刈り取った稻束を一束ずつ掛けて乾燥した。
昨今は、機械化されて役目を終えた「はざ木」だが、場所によっては(場所的に伐採が難しく放置されてきた)、大木となって残存している。
また、農家は農地と宅地の区分が複雑で、入り込んで畑があったり、時代に合わせて農舎や作業所が必要になったりで増改築の繰り返し。
樹木もまた、宅地の中にリンゴやモモ、ナシ、ミカンの木が、ブドウの棚があったり、所により庭木に入り混じって混植している。
問題の提起はこれからなんじゃよ。
樹木は年々生長する。毎年、それなりの選定(刈り込み、枝下ろし)をするが、切り落とした枝葉は半端の量じゃない(我が家の場合も)、その下に落ちた葉っぱも相当な量だ(でも、これは堆肥に有機利用できるから、僕の場合は問題ないが・・・・・・・)。
それらを管理することも大変な作業量だが、問題はその処分なんだ。
簡単にいってくれるが、これらの管理で生じた残滓、これを燃やしちゃダメってんだからね。

フフフ・・・・・そうじゃないんだよ。そんならおいらこんな愚痴、たれないぜ!
分からないのは、あれはダメ、これは慣例だから、まあいいか?
軽微な焚き火はいいとか・・・・・? 訳がわかんないんだよ。
行政の説明にしても、イマイチ説得力なし! ポリ公も通報があれば、やむなしって感じで一貫性が全くなし!
消防署は、そんなこと関わりたくないね、だけど通報されたらやむなし、仕方ないからポリ公と連携って感じよ。
警察も同じよ。
じつは、近くで野焼き常習犯がいてね。半端じゃなく倒木の小枝や葉っぱを燃やしたんだそうだ。
警察も、春先は雪囲いの撤去や、樹木の伐採や剪定で発生した材料を燃やす時期だから、早朝を含めてパトロールを強化するんだね。
その際、パトロール中の警官に見つかったそうなんだ。
燃やした量も発生する煙害も、おいらの何十倍なんだろうけど、大した罪にはならなかったようなんだよ。
そんな例は、他にも聞いているし、自分はしっかり罰せられたから、ゲスなアンテナしっかり張ってるんよ。
人が人を裁くんだから、これって難しい一例だね。
本件で、おいらに公訴し、略式命令を請求した検査官のさじ加減で、起訴状が出来上がったとしたら?
何じゃない、ポリ公だって面倒くさい、これっぽちなガスネタにゃ付き合っちゃいらんねい。
通報さえなかったら、こんな訳の分からん事件なんかにゃ関わらんよ。
何じゃない。法で裁くんなら、訳の分からん例外なんかつくんなよ!すべての物を野外で燃やしたら、罪となりますよってね。先ずは、そこから入んなさいよ。
そんならおいらも納得するよ!
その昔から慣例で行われてきた農家の営みだが、ちんけの農家も、建築業の専門の会社も(そりゃ~、業者にはそれなりの厳しさはあろうが)
大小はあるが、同じ法令で裁かれるんじゃないの?
法の上に人を作らず。法の下に人をつくらず。法は常に法であるべし。方便(法便)じゃ困っちゃうよ。

何でもかんでも、定めに首を縛られて?

※逆恨み?まあ、世では、そっけのことになるんだっぺな!この時期は、三寒四温とよく言われる春への移行時期、ここ数日は四温の領域でポカポカ陽気が続く。
平日の営業を休止させて貰っている牧之庵の爺、この春陽気に我慢がなんね。
そうそう松之山温泉にハマっちゃなんねいと、どうでも良い雑事に惑わされて・・・・・・これだから貧乏性は嫌だね~。
この四温を利用して、先日伐採した樹木の片付けを済ませた。
昔だったら、こんなもんは、雪の上に集めて燃やしてしまえば大した仕事じゃなかったが、今は面倒くさいことになってるんじゃ。
よう分からんが、大都会も、ド田舎も、同じ法律で裁かれる?(そうじゃねいんだろうが、老いぼれジジには法律なんぞ分からん)。
 
実を言うとね~。平成27年のお話しなんじゃよ。そうそう、今から4年も前の事なんだよ。
それは随分と昔の事なんだが、おいらには、どうしても納得できなくて、不平不満(逆恨みかもね?)が出て来るんよ。
そうそう、話は4年前の3月9日に遡る。
昔々、ジッチャマがまだ若かりし頃のお話しじゃて(なんだそれ・・・・・・・)。
農業に大きな夢を抱いて、成人式を一寸前に終えた二十数歳の若武者、もう五十年も前の話じゃが。
大きな農舎を建てたんじゃよ。
5間×10間の二階建てなんだが、今では不要となった農舎の半分を自分で取り壊そうと作業を進めていたんだね。
先ずは、当時のガラス戸を取り壊したんだ。解体は雪が降り積もって中座していた。
その当時は、アルミサッシュなんかなかった時代で、板の枠に板ガラスがはめ込まれていたんだね。
その戸を外して解体し、ガラスは別途廃棄処理に、解体した戸枠材は燃えるゴミとして保管しておったんじゃ。
雪が降り止み、春めいてきた3月上旬、何を感じたかジッチャマも動き出した。
そうだ、去年の暮れに外し解体した窓枠があったっけ、夕方になって燃やしてしまおうかと火を点けた。
こんなの、カラカラに乾燥してるから、煙なんか出やしない。ちゅうことは、公害なんかにゃなんねいべと。
火を点けたら即座に燃える、ちょうど暗くなってきた時間帯。
あっと言う間に火柱が立つ。隣のジッチャマがあたりに(暖を取りに)きて、一緒に缶ビールを飲みながら笑談していた。
6時になった。孫をお風呂に入れる時間だ。
火も弱火になって来たんで安全消火のために雪を掻けて家に入った。
はて、孫をお風呂に入れようかな。
すると、外が騒々しい。なんか消防自動車の音らしい?。なんだろう?

「ごめん下さい」、どなたかの訪問者の声。
「済みません。この辺で火災の通報があって、蕎麦屋さんの近くだという事ですが知りませんか?」とのことだった。
はてな、そんな騒ぎは全くなかったから、「ええ?そんなことありませんでしたよ。私も家に入ったばかりだけど、変わった事なかったね」。
そのあと「火災の通報があって、出動して来たんですよ」と、消防手の話。その後ろは、駐在さんと、何人かの同行者が・・・・・?。
まてよ、さっき火を燃していたのは自分だが、もしかして、あの程度の火の加減で通報されたわけないよな?
まさかと思ったが聞いてみた。「20分前頃に屋敷内で火を燃やしていましたよ。その通報でしょうかね?」

外には消防車、パトカーも来ていた。そう、火災の通報で駆けつけた事故処理の一連帯。
だけどね、そんなにいっぱい燃やしたわけじゃないし、焼却灰の上に雪をちょっと掻けたくらいで消える程度だから、消防車が駆けつけても火元は分からないはずよ。
それからが大変よ、孫をお風呂に入れるところじゃない! 刑事による検証が始まった。
仕事上、刑事も来てはみたものの、火は消えているし残骸も見たきり、これから証拠品の検証をするには寒いし時間も掛かる。
それに、来てはみたもののガスネタ旨味乏しい。また明日朝に出直すと帰って行った。
翌日は現場検証。そりゃもう、はっきり言ってくだらない作業。
だけど、事件性があるネタなら、そうもいってられないんだろうけどね、常識で状況判断ないなんて、こりゃ~、やってる刑事も大変じゃ(そうでもないか、これが仕事じゃね)。
バカバカしい。後日、警察から出頭命令が出されて行って見ると・・・・・、そりゃ~も~う大変よ。
身体検査されて、あらゆる角度から写真撮られて、手の全指の指紋も取られ、前科もんなみよ。
おいらも、偉くなったもんよ、なんたって前科者もどきの証拠取りよ。 
検査官が「警察での任務はこれまで、罪状は裁判所がきめることです。後日、検察庁から出頭命令が届くでしょう」
それから、
前科一犯となるまでの・・・・・・検事庁での取り調べ、検問、調書が取られ、検察庁から簡易裁判所に公訴(起訴状)、裁判所に呼び出され、略式命令を受ける。
そう、牧之庵の、ジッチャマは自慢じゃねいが起訴状「廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反 25条1項15号、16条の2」の、罪名罪状らしい。この罪状のほか、刑法18条、刑事訴訟法348条(適用された法令らしい)

はてまた、略式命令は次回にってことで・・・・・・・。
でもね、たった60キロほどの乾燥材の窓枠を、このド田舎の屋敷内で燃やして、取られた罰金はウン十万円、
言っちゃなんだがお勤め時代の1ヶ月近くの給料額、まだまだ治まらないジッチャマの逆恨み。
次回、もうちょっと吠えさせてよ。